韓国ドラマには、大人も思わずときめいてしまう胸キュン恋愛ドラマが数多く存在します。
今回は、大人世代も共感間違いなしのリアルなロマンスや、年下男子に心ときめく胸キュンロマンスまで、大人にこそ見てほしい韓国恋愛ドラマ7選をご紹介します。
よくおごってくれる綺麗なお姉さん
最初にご紹介するのは、2018年放送の「よくおごってくれる綺麗なお姉さん 」。
仕事を頑張るもいろいろうまくいかない30代女性が、4歳年下の親友の弟と恋に落ちるロマンティック・ラブストーリーです。
恋に落ちた男女の気持ちや変化をリアルに描いたストーリーが大きな反響を呼び、空前の大ヒットを記録。
大韓民国コンテンツ大賞ほか、数々の賞を受賞しました。
また本作が初主演となったチョン・ヘインさんは大ブレイクし、「国民の年下男子」と称されるほど、年下男子ブームの火付け役になりました。
35歳のソン・イェジンさん演じるジナは、親に結婚を急かされ、職場でのセクハラや浮気した彼氏との破局など、息が詰まるような毎日を送っていました。
ある日、大親友のチャン・ソヨンさん演じるギョンソンの弟で、自分の弟ウィ・ハジュンさん演じるスンホの親友でもあるチョン・ヘインさん演じるジュニが海外赴任から帰ってきます。
三年ぶりに再会したジナとジュニは、会社が同じビルということもあり、一緒にランチをしたり、飲みに行って他愛のない会話を重ねていきました。
いつしか二人は恋人関係になりますが、家族の目は厳しく、なかなか受け入れてもらうことができません。
「愛の不時着」では、カリスマ性を備え、逆境をたくましく生き抜くユン・セリを演じたソン・イェジンさんが、本作では、優柔不断で恋に家族に右往左往する「綺麗だけど普通のお姉さん」を演じている点に要注目です。
一方の、年下の男の子ソ・ジュニを演じるチョン・ヘインさんは、ちょっと生意気なかわいい年下の男の子という役にピッタリで 母性本能をくすぐります。
ロマンスは別冊付録
続いてご紹介するのは、2019年放送の「ロマンスは別冊付録」。出版社で働く天才作家と元人気コピーライターの甘く切ない恋物語です。
人気俳優のイ・ジョンソクさんが、初めてラブ・コメディに挑戦し、イ・ナヨンさんは9年ぶりのドラマ出演ということで話題となりました。
記録的な若さで出版社の編集長となったイ・ジョンソクさん演じるウノは、作家としてもヒットを飛ばす売れっ子でした。
一方、ウノの幼馴染で初恋相手のイ・ナヨンさん演じるダニは、夫の浮気によって離婚し、職もお金も失ったシングルマザーとなっていました。
そんな中、ダニは自身の経歴を隠し、ウノが務める出版社の契約社員試験に応募します。
やはり本作の魅力は、イ・ジョンソクさん演じる年下男子でしょう。
会社では完璧な編集長っぷりを見せていますが、愛する女性の前だけ見せる甘えたり、嫉妬したり、キュートな姿に心をつかまれてしまいます。
また出版社を舞台とした「仕事ドラマ」としての見どころも満載で、書籍の制作過程を楽しむこともできます。
卒業
三番目にご紹介するのは、2024年放送の「卒業」。
ベテラン女性塾講師と、新人講師となって現れた元教え子が綴る師弟ラブロマンスです。
チョン・リョウォンさん演じるソ・ヘジンは勤続14年目の塾講師です。
競争の激しい業界の中でもスター級の人気を誇り、休みなく働いていました。
ある日10年前に成績下位から名門大学に送り出した、教え子のウィ・ハジュンさん演じるイ・ジュノが、ヘジンの務める塾の新人講師となって現れます。
「恩師と教え子」から「同僚」になった二人は、少しずつ惹かれあっていきます。
本作は、大人の恋愛ものを得意とするアン監督の作品。
まるで覗き見しているような感覚に陥る演出で、古いフランス映画のような感性に溢れています。
また恋愛ものですが、韓国の学習塾事情をリアルに描いたドラマでもあります。
学生たちだけでなく、講師陣も常にライバルと競いあう世界で、江南の大峙洞を舞台に描かれる様々なエピソードにヒリヒリさせられます。
じれったいロマンス
四番目にご紹介するのは、2017年放送の「じれったいロマンス」。
ワンナイトラブで出会った男女が、同じ会社で再会を果たすラブストーリーです。
ルックスを武器に夜遊びを繰り返していた、大企業の跡継ぎのソンフンさん演じるチャ・ジヌクは、見かねた父の命令により、地方リゾートでベルボーイをすることになります。
一方、恋愛経験ゼロのソン・ジウンさん演じるイ・ユミも、母親の結婚式に参加するためリゾートへと向かっていました。
同じ場所で出会った二人は雰囲気に流され一夜の関係を持ってしまいます。
しかし、翌朝ユミはジヌクを残してその場を去ってしまいます。
それから三年後、二人は同じ企業の本部長と社内食堂の新人栄養士として再会を果たします。
王道のラブコメ要素が満載です。
笑えるシーンから甘いシーンまで、定番の胸キュン要素が詰まっており、テンポ良く進むストーリーが楽しめます。
また、ソンフンさんのクールな魅力と、ジウンさんの可愛らしさが絶妙にマッチしており、見た目も性格も異なる二人が、どうやって心の距離を縮めていくのかが見どころです。
ドクターズ ～恋する気持ち
五番目にご紹介するのは、2016年放送の「ドクターズ〜恋する気持ち」。
元医師の男性高校教師と喧嘩が強い女子転校生が出会い、医師として再会する二人をめぐるヒーリングラブロマンスです。
同時間帯視聴率1位となる話題作で、SBS演技大賞では、最優秀演技賞を二人で受賞し、10大スター賞ではパク・シネさんが受賞するなど、合計5冠を飾りました。
母の死をきっかけに心が荒んだ、パク・シネさん演じるヘジョンは、父にも見捨てられ祖母の家に引き取られます。
そこで出会ったのは、祖母の家に下宿していた、お節介な教師、キム・レウォンさん演じるジホン。
元医師であるジホンの影響を受け、自身の人生を変えようと猛勉強に励むヘジョンに、同級生の、イ・ソンギョンさん演じるソウも力を借してくれました。
しかし、ヘジョンとジホンの心が近づくにつれ、ジホンに惹かれていたソウに嫉妬心が宿ってしまいます。
そしてある事件が起き、ジホンは学校を去り、ヘジョンは祖母も失ってしまいました。
それから13年後…。
医師となったヘジョンは、ある目的のためにクギル病院で働きだします。
本作の見どころは、キム・レウォンさんとパク・シネさんが見せた抜群の相性です。
「屋根部屋のネコ」で「100万ドルの笑顔」と称されたレウォンさんは、爽やかな笑顔もそのままに大人男子の余裕と温かみを加え、懐深い医師を好演しています。
また、不良女子高生から憎しみとともに生きる医師まで見事に演じきったパク・シネさんの演技力と、切ない眼差しは観るものの心を掴みます。
天気がよければ会いにゆきます
六番目にご紹介するのは、2020年放送の「天気がよければ会いにゆきます」。
冬の田舎町で、秘密を抱えて生きる同級生の男女が、温かな絆を紡いでいくヒーリング・ラブストーリーです。
ソウルの音楽塾でチェロ講師として働いていた、パク・ミニョンさん演じるヘウォンは、仕事を辞めて高校生活を過ごした田舎町へ行くことに。
しかし、突然帰省したヘウォンに叔母、ムン・ジョンヒさん演じるミョンヨは不快感を示します。
一方、小さな書店「グッドナイト書房」を営む、ソ・ガンジュンさん演じるウンソプは、初恋の女性であるヘウォンが春まで地元にいると知って胸を躍らせていました。
そんな中、二人が参加した高校の同窓会で、ウンソプの親友、イ・ジェウクさん演じるジャンウに高校時代の片想い相手を聞かれたウンソプは、思わずヘウォンのことが好きだったと正直に答えてしまいます。
近年注目度が高まっている韓国文学ですが、本作も20万部を突破した小説を原作としており、ドラマ全体の雰囲気もとても文学的で、少ないセリフのなかにも言葉の美しさが感じられます。
気楽に見られる作品なので、刺激的なドラマを見て疲れた後に、休憩で見る作品としてもおすすめです。
ロマンスは必然に
最後にご紹介するのは、2018年放送の「ロマンスは必然に」。
キスから始まる大人の不器用なラブストーリーです。
本作で、カム・ウソンさんとキム・ソナさんは、そろってSBS演技大賞の大賞を受賞。
さらに抜群の相性が評価されて、ベストカップル賞にも輝きました。
初恋の人と結婚するも、最終的に離婚してしまった、キム・ソナさん演じるスンジンは、ある事情から借金を抱えていました。
一方、別れた夫、オ・ジホさん演じるギョンスは、スンジンの後輩、パク・シヨンさん演じるジミンと再婚します。
しかし幸せな生活を送っているかと思いきや、いまだスンジンのことも愛し続けていました。
そんな中、スンジンの友人ミラは堅物のお金持ち、カム・ウソンさん演じるムハンとのお見合いを計画し、スンジンを無理やり引き合わせることにします。
スンジンの大胆さともろさを演じたキム・ソナさん。
一方、語りかけるような口調と内面をにじみ出すまなざしでムソンを演じたカム・ウソンさん。
相性ぴったりの二人の演技にうっとりします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
恋愛ドラマと一口に言ってもその種類は様々です。
今回は、切なさに涙しながらも温かな愛情を感じることのできる、大人向けロマンスドラマを集めご紹介しました。
貴方の心に刺さりそうなドラマがありましたら、是非チェックしてみてください。
コメント