コメディからシリアスなドラマまで、幅広く色々な役をこなすペ・スビンさん。
存在感のある安定した演技力で視聴者を魅了しています。カメレオン俳優としても注目されていますよね。
今回は、そんなぺ・スビンさんの出演したおすすめドラマと、結婚6年目で離婚した真相を調査していきます。
ペ・スビンさんは1976年12月9日生まれ、2022年11月現在45歳です。
2001年、映画「クラブバタフライ」で俳優デビューしました。
兵役除隊後に北京で1人暮らしをしながら独学で語学を学び、中国ドラマの「記憶の証明」に出演しています。
その後、中国修行を終え韓国に戻り「朱蒙」に出演。以降は飛ぶ鳥を落とす勢いで数ある作品に出演し続けています。
ここからは、ペ・スビンさんの数ある出演作の中から、代表的な3作品を紹介します。
まず1つ目は「華麗なる遺産」をご紹介します。
韓国では視聴率47.1%を記録し、2009年上半期ドラマ最高視聴率を叩き出した驚異のドラマです。
韓国のトップスター、ハン・ヒョジュさんとイ・スンギさんが主演し、ぺ・スビンさんは、ハン・ヒョジュさん演じるヒロイン、コ・ウンソンに好意を抱きながら見守る心優しいお兄さんのパク・ジュンセを演じています。
この作品のストーリーは、NYの留学先より帰国した社長令嬢のコ・ウンソンと、イ・スンギさん演じるチンソン食品の御曹司ソヌ・ファンがカバンを取り間違える場面から始まります。
カバンを取り換えようとファンと連絡を取りますが、自己中心的なファンはカバンを持ってくることもなくウンソンを振り回しお互いに最悪な出会いをします。
その後ウンソンは、家族との再会を喜ぶも束の間、父親の会社が倒産。
そのうえ事故で父親を亡くしてしまいます。
義理の母親に遺産を奪われ、ウンソンと自閉症の弟ウヌは追い出されてしまうのです。
その後最愛のウヌが行方不明となりどん底の生活を味わうのでした。
そんなある日、道で倒れて一時的に記憶を失っている老婆を助けます。
この老婆こそチンソン食品社長であり、ファンの祖母のスクチャでした。
明るく健気なウンソンを気に入り、家に招き入れるスクチャにファンは反発します。
険悪なムードの同居生活の中、スクチャは遺産は孫のファンにではなく、ウンソンに相続させると宣言。
この宣言をきっかけに壮絶な遺産バトルが始まります。
ファンの幼馴染のジュンセは、ウヌの捜索にも協力し、ウンソンを優しく見守り支えるのでした。
ペ・スビンさんは、ジュンセの実らない恋のせつなさを見事に演じました。
視聴者には、ウンソンはファンではなく、ジュンセと結ばれてほしいと願っていた人も多数いたそうですよ。
全60話の韓国時代劇「トンイ」。
「チャングムの誓い」や「イ・サン」を手掛け、日本に韓国時代劇ブームを築いたイ・ビョンフン監督による大ヒット韓国時代劇です。
朝鮮王朝第19代王スクチョンの側室となり、後の21代王英祖の生母となったトンイの波乱万丈な人生を垣間見ることのできる一代記です。
ぺ・スビンさんは、無念の死をとげた親友の頼みでトンイを守ることを誓い、成長したトンイを生涯愛し、守り続けていくチャ・チョンスを演じています。
ペ・スビンさんが演じた「チョンス兄さん」は、ヒロインと結ばれることはないとわかっていながらも応援せずにはいられない存在となりました。
ドラマの撮影に入る前にアクションスクールに長く通い武術の特訓をしたそうですよ。
陰謀により父と兄を亡くし、幼くして過酷な境遇に追い込まれたトンイ。
父と兄の無罪を証明するために、下働きとして宮廷に入り真相を探ります。
大人になったトンイは、第19代王スクチョンと運命的に出会って惹かれ合い、側室にまで登りつめます。
その後、後に第21代王英祖を出産。
西人と南人が執権と実権を反復しながら政治闘争を繰り返していた時代の中、自分と息子の命を守りぬいたトンイの愛がドラマチックに描かれています。
ぺ・スビンさんは記者会見で「この作品に出演し大切なことは人を守る事であり、人を守れるように努力しようと思いました。」とも語っていたようです。
誠実で素敵ですね。
3作目は、「私の期限は49日」です。
何不自由ない生活を送っていた女性が不意の事故で生死の境に立たされ、生きている間には気付く事の出来ない、自分の表と裏側に向き合うストーリーです。
ペ・スビンさんは、不意の事故にあってしまい生死をさまよう主人公、ジヒョンの婚約者カン・ミノを演じています。
交通事故にあってしまったジヒョン。
スケジューラーと名乗る死の仲介役より「ジヒョンを心から愛する3人の涙を得ることが出来たら生き返ることができる」という条件を提示されます。
スケジューラーの提案により、ジヒョンは恋人を失って抜け殻のように生きる女性イギョンの身体を借りてこの世に戻り、生活のため高校生の時の同級生、ハン・ガンのワインバーでアルバイトを始めます。
自分のために泣いてくれると信じていた婚約者ミノは自分の親友と恋人同士であり、自分の財産まで奪う計画を練っていたことを知ったのでした。
「華麗なる遺産」、「トンイ」では優しく主人公を支える頼もしい男性を演じていたぺ・スビンさん。
この作品では正反対の悪い男を演じていますね。
ペ・スビンさんは、友人の紹介で8歳年下の女性と知り合い交際をスタートさせ2013年に結婚しています。
記者会見で「交際期間は短かったが、心が合ったようだ」と語っています。
誠実で心暖かい思いやりがある女性だそうですよ。
2014年に長男をもうけ、2017年に次男が誕生しています。しかし、2019年、6年の結婚生活に終止符が打たれました。
優しいパパとして有名で、バラエティ番組では、息子に会いたいと涙ぐみ話題となりましたよね。
事務所関係者によると、離婚手続きは円満に進められたとのこと。夫婦で話し合って離婚を進めることを協議離婚、裁判離婚することを裁判離婚、調停で離婚することを調停離婚と言いますが、円満離婚は協議離婚のひとつで、お互い揉めることなく離婚したケースを表します。
残念ながらペ・スビンさんの離婚の真相は明らかにされていませんが、お金や子供についてしっかりと話し合って成立したことがわかりますね。
いかがでしたか。
今回は、ぺ・スビンさんが出演したおすすめ作品の見どころと、離婚についてご紹介しました。
ご紹介した3作品は主演ではありませんが、それぞれ作品になくてはならない役を演じ、回を重ねるごとにじわじわと視聴者を魅了していましたね。
ペ・スビンさん自身も「視聴率の帝王」を自負しているようですよ。
中国で単身俳優の修行を行ったり、作品の撮影まえにアクションスクールに通ったりと、ストイックに作品に向き合っているからこそ言えることですよね。
ぺ・スビンさんは2022年放送のドラマ「恋慕」にて、「トンイ」から11年ぶりに韓国時代劇に出演し、主人公の父親を演じ注目を浴びていました。
現在もドラマ、映画、演劇舞台を行き来しながら活発に俳優活動を行っています。数々の作品で多種多様な演技を見せてくれているペ・スビンさん。
これからも迫力のある演技を見せてくれると期待しています。