芸能人というと、とても煌びやかでクリーンなイメージを持つ方が多いですよね。
しかし、そんな芸能人にも大きな痛手となるものがスキャンダルや騒動です。
印象を悪くしてしまい、仕事にも影響が出てしまう可能性も大きいですよね。
今回は、騒動を起こしてしまった「お騒がせ女優」を7人ご紹介します。
世間を騒がせてしまった女優には一体どんな人がいるのでしょうか。
早速見ていきましょう。
1人目はソ・イェジさんです。
「花郎」や「サイコだけど大丈夫」などヒットドラマに出演し、日本でも知名度が高い女優の1人ですよね。
そんなソ・イェジさんは数々の騒動を起こしていることで有名になってしまいました。
ソ・イェジさんは、俳優のキム・ジョンヒョンさんと過去に交際していました。
その際に影で彼を操作していた「洗脳疑惑」があるのです。
2018年放送のドラマ「時間」に出演していたキム・ジョンヒョンさんは、制作発表時も笑顔を見せず、
共演者である少女時代ソヒョンさんが写真撮影のため腕を組もうとするとそれを拒否。
終始冷たい態度でした。
また、ラブシーンを拒否して監督に台本の書き換えを依頼していたのだとか
キム・ジョンヒョンさんのこれらの行動はソ・イェジさんが影で操作していたとディスパッチが報じました。
「女優とのラブシーンやスキンシップは全てしないこと」「スタッフにも挨拶しない」「なるべく冷たく接すること」という指示を出していたソ・イェジさん。
結果的にキム・ジョンヒョンさんは残り4話を残して「時間」を降板し、「ソ・イェジに操作されていた元彼」というレッテルを貼られてしまいました。
また、2021年にはソ・イェジさんと仕事していたスタッフが「顔にタバコの煙を吐きかけられ怒られた」「トイレについていかないと〝自分が拉致されたらどうするんだ〟と言っていた」「人扱いはせず、まるで犬や豚のようにバカにする」などと暴露しました。
さらには2017年公開の映画「他の道がある」の記者会見では「煉炭ガスを本当に吸わされて死ぬところだった」と公表。
するとチョ・チャンホ監督らが多くの人から激しい批判を受け、制作側が謝罪することになりました。
しかし、2021年になってこのときの発言はソ・イェジさんの嘘であったことが判明したのです。
なんと「学歴詐称疑惑」も浮上したのです。
高校を卒業したソ・イェジさんはスペインに留学して現地の大学に通っていたと公表していました。
しかし、実際にはスペイン留学もしておらず、大学にも合格していなかったのだそうです。
2022年には隣人トラブルも発生。
「両親が住むヴィラにソ・イェジさんが来るたびに非常識な場所に車を駐車していた」「共用の階段にペット用の柵を設置している」など、同じヴィラに住む住人から迷惑行為としてSNSにあげられ抗議されたのです。
4年間にも及んだソ・イェジさん家族の迷惑行為でしたが、所属事務所の弁護士とともに住人に謝罪しました。
しかし、「それにしても、コミュニティに投稿するなんて」などと反省の色がなかったそうです。
美しいルックスとは裏腹に、まだまだ叩けば埃がでてきそうな予感ですね。
2人目にご紹介するのはチャン・ミイネさんです。
「ソウルメイト」「会いたい」「ボクヒ姉さん」など数多くの作品に出演している女優ですね。
チャン・ミイネさんは2013年に麻薬プロポフォールを6年間で410回も違法使用したことで起訴され、懲役8ヶ月、執行猶予2年が言い渡されました。
女優のパク・シヨンさん、イ・スンヨンさんも常用していたため同じく起訴されています。
当時、「炭酸ガスを注入して部分痩せ効果を得るカーボメッド施術のための医療目的である」と弁明しています。
プロポフォールは整形手術の際に麻酔として使われている薬剤で、1992年から韓国で使用が許可されています。
しかし、使用頻度によっては幻覚症状などの副作用があるため、2011年に向精神薬に指定されているのです。
牛乳のように白濁していることから「牛乳注射」と呼ばれ、本来の目的以外に快楽を得るために使用されることが問題となっているようです。
短い時間で深い睡眠を取ることができ、目覚めも気持ちいいとして多忙な芸能人には魅力となっているのかもしれません。
マイケル・ジャクソンさんが亡くなった原因もこのプロポフォールの過剰摂取だったとされています。
その後、チャン・ミイネさんは2020年に芸能界を引退して一般男性と結婚しました。
2022年10月13日にソウルの病院で男の子を出産しています。
3人目はハン・ジヘさんです。
2003年にドラマ「夏の香り」でデビューし、「ランラン18歳」「伝説の魔女」「一緒に暮らしますか?」などに出演しています。
ハン・ジヘさんは、トーク番組「ヒーリングキャンプ」に出演した際に世間から批判を受けることになってしまいました。
番組のオープニング撮影時にハン・ジヘさんがポケットに手を入れたまま立っていたことをMC陣がいじるように指摘しました。
しかし彼女は頑なに手を出すことはせずに、一緒に出演していた年上の女優であるソン・ユリさんに終始タメ口で話していたのです。
韓国では1歳でも年上の人には敬語を使う風習があり、これを見ていた視聴者の多くが不快感を抱いたといいます。
また、結婚の話になると「司法試験を1度で合格した秀才」「高級住宅街の平倉洞に住宅を持っている」と夫のことを話し、性格や人柄など内面は見ていないのかと非難の声も多く寄せられました。
ソン・ユリさんへの態度は制作側の「ライバル構図」の提案で失礼な行動をしたというハン・ジヘさん。
収録後に謝罪したとはいうものの、当時は相当な議論となってしまいました。
さらに女優チョン・リョウォンさんに対しても失礼な態度を取ったことも明らかになっており、当時はこのような度が過ぎた行動が多かったようです。
そんなハン・ジヘさんは2010年に結婚した6歳年上の検事の夫との間に2021年に女の子が誕生しています。
結婚11年目にして待望のお子さんとなりました。
4人目はユンソナさんです。
2001年にドラマ「もう一度キス」でヒロイン役を演じ日本デビューをしました。
それ以来、ドラマやバラエティなど多くの番組に出演し、日本のテレビでユンソナさんを見ない日はないというほどの人気ぶりでしたね。
2人目の妊娠をきっかけに日本での活動をやめたユンソナさん。
2017年6月、ソウルの私立小学校に通う息子が大企業会長の孫たち4人とともに同級生に暴行を加えたと報じられました。
暴行の内容は「被害者を布団の中に閉じ込めた」「野球のバットを使用した」「ボディウォッシュをむりやり飲ませた」とかなり悪質なもの。
しかし、ユンソナさんはこれに対して集団暴行ではなく、友人同士でのいたずらをしている状況だったとして反論しました。
当時出演していたドラマ「最高の一発」を降板させろとバッシングを多く浴びてしまったのでした。
被害者の両親には何度も連絡を取るものの、会ってもらうことすらできないといいます。
その後、謝罪文を公表するユンソナさんでしたが、内容が不適切だとして更に批判されてしまいました。
そして2017年12月、ユンソナさんは家族とカナダに移住し、現在は日本のテレビショッピング番組で化粧品の販売をしています。
5人目はユン・ウネさんです。
1999年に韓国のアイドルグループ「Baby V.O.X」としてデビューしたユン・ウネさんは、2005年にグループを
脱退すると、女優として「宮-Love in Palace-」「コーヒープリンス1号店」などに出演し活躍していました。
2015年からは中国を活動拠点としてバラエティ番組に出演。
出演者同士がファッションデザイン対決をする「女神のファッション」では3度の優勝をしています。
しかし、この番組内でデザインしたものが盗作として問題視されてしまいました。
韓国のファッションブランドデザイナーであるユン・チュンホさんは、自身のデザインした衣装と似ているとSNS上で主張。
これに対しユン・ウネさんは事務所を通じて「私の名前で宣伝しないで」とコメントし、さらに批判を浴びてしまいます。
3ヶ月後に公の場に立ち、謝罪したユン・ウネさん。
しかし「遅きに失した謝罪」と言われ状況は悪化し、テレビでユン・ウネさんの姿を見ることはしばらくありませんでした。
ユン・ウネさんの盗作疑惑はこれだけに留まらず、別の衣装でもアメリカブランドの衣装と酷似していると言われました。
そして、ドラマ「宮-Love in Palace-」の制作に参加したデザイナーは、ユン・ウネさんが劇中で履いていた室内履きを自分がデザインしたと吹聴しているとSNSで暴露しています。
活動自粛を経て復帰作となったドラマも、以前のように爆発的なヒットはせず、悪化したイメージを払拭することはできなかったようです。
6人目はクォン・ミナさんです。
ガールズグループAOAの元メンバーで、2013年にはドラマ「思春期メドレー」の出演で女優としてもデビューしています。
2019年にAOAを脱退したクォン・ミナさん。
練習生時代から10年間もリーダーのシン・ジミンさんからいじめを受けていたと告白しました。
これによってジミンさんもクォン・ミナさんに謝罪したあとにAOAを脱退しています。
しかし、この謝罪をクォン・ミナさんは受け入れることができず、2020年8月8日、Instagramに血まみれの手首の写真をアップします。
救急搬送されたクォン・ミナさんは、一時意識不明で鬱病や睡眠障害を発症していたと言われています。
反論の繰り返しや言い分が二転三転することからメンヘラ扱いされてしまったことも、さらに彼女を追い詰めていたのかもしれませんね。
そして2021年9月6日、ホテルの客室でタバコを吸う姿がInstagramで公開されました。
しかし、「このホテルには喫煙可能な部屋がないはずだ」と論争が起こったのです。
もしも喫煙したあとが見つかれば30万ウォンの罰金を課せられることもあると言われたクォン・ミナさんは「喫煙可能な客室」と表記された予約内容を公開。
それでも避難は続き、クォン・ミナさんはInstagramのアカウントを削除してしまったのです。
そんなクォン・ミナさんは現在カフェ事業を行っており、社長を務めているそうです。
最後にご紹介するのは、キム・ヒソンさんです。
キム・ヒソンさんは90年代を代表する女優で、1993年にドラマ「恐竜先生」で女優デビューしました。
1998年にドラマ「ミスターQ」で先輩キム・ミンジョンさんと共演するも、何度も衝突するほど礼儀をわきまえない女優でした。
関係改善のための飲み会を設けてもらうも、お酒に酔ったキム・ヒソンさんはキム・ミンジョンさんにタメ口を使って怒らせてしまいます。
キム・ミンジョンさんはキム・ヒソンさんに平手打ちしてさらに修復不可能なほどの関係になってしまうのでした。
それから十数年経ち、トークバラエティ「ヒーリングキャンプ」でキム・ミンジョンさんが平手打ちしたことを謝罪。
当時リュ・シウォンさんもキム・ヒソンさんが悪口や文句を言っているような口の動きをみて声を荒らげたことがあったのだとか。
また、ドラマ界のゴッドマザーとも呼ばれる作家キム・スヒョンさんの作品に出演したときも問題は起きました。台本の読み合わせで不真面目な態度を取ったキム・ヒソンさんに対して、作家本人が読み合わせに来ないよう求めたといいます。
2022年にはMBCで放送の「明日」に出演し、ピンク色のショートヘアが話題になりました。
過去に色々あったキム・ヒソンさんですが、女優としては成功しているようですね。
いかがでしたか。
今回は、世間を騒がせた「お騒がせ女優」を7人ご紹介しました。理由は様々ですが、バッシングを受けてテレビに出演することができなくなってしまった人もいましたね。
有名人は1度イメージダウンしてしまうと、なかなか悪い印象を払拭できなかったり、次のチャンスを与えてもらえなかったりと大きな壁にぶつかることもあるのです。
せっかくの才能を発揮する場所がなくなってしまわない様、今後は言動に注意して活動してほしいものですね。