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【シム・ウンギョンの経歴】日本で活動する理由は?おすすめ出演作品も紹介!

子役時代から韓国で活躍していた女優のシム・ウンギョンさん。最近は日本のドラマや映画にも引っ張りだこですよね。

そんなシム・ウンギョンさんが日本で活動する理由とは一体何なのでしょうか?今回は、シム・ウンギョンさんの現在と過去の出演作からおすすめ作品をご紹介します!

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シム・ウンギョンはどんな人?

2004年に子役として韓国ドラマ「張吉山」でデビューしたシム・ウンギョンさん。

子役時代は韓国ドラマの主人公やヒロインの幼少期を演じ、数多くのドラマや映画に出演していました。ドラマ「ファン・ジニ」では、主人公・ファン・ジニの幼少期を演じ、2006年KBS演技大賞青少年演技賞を受賞しています。

韓国芸能誌などで「子役スター」と称されるなど韓国の人気子役となりました。

小学校から高校まで韓国の学校に通いますが、高校卒業後アメリカに留学します。
2013年には、ニューヨークにある大学「プロフェッショナル・チルドレンズ・スクール」を卒業しました。

帰国後は、2014年公開の韓国映画「怪しい彼女」で主演を務めました。

観客動員数860万人を超える大ヒットとなり、韓国のみならず、中国語、ベトナム語、日本語、タイ語、インドネシア語、英語、スペイン語の合計8つの言語で制作される世界初の映画で、百想芸術大賞最優秀主演女優賞など数多くの賞を受賞しています。

「怪しい彼女」でシム・ウンギョンさんの演技に映画評論家たちは「同年の女優たちの中では代替が不可能なレベルの演技力」と評し、演技力を絶賛しました。

その後も、映画「少女は悪魔を待ちわびて」「サイコキネシス -念力-」「ときめき♡プリンセス婚活記」など数々の話題作で主演を務め、演技力に定評のある女優としての地位を確立しましたよね。

2017年には、日本の芸能事務所・ユマニテとマネジメント契約を交わし、日本での女優活動を開始します。
2019年公開の映画「新聞記者」では松坂桃李さんとW主演を務めました。

第43回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など、数々の映画賞を受賞しています。

2020年1月には「マネーゲーム」に出演し、約6年ぶりに韓国ドラマに復帰します。

同年10月には、「七人の秘書」で日本ドラマに初出演するなど、韓国と日本両方で活躍を続けています。

日本でも多くの人に知られているシム・ウンギョンさん、今後どのような役を演じるのか注目ですね。

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シム・ウンギョンが日本で活動している理由は?

韓国でも人気を確立しているシム・ウンギョンさんですが、なぜ日本で活動しているのでしょうか。

シム・ウンギョンさんは、もともと日本の文化に興味があり、中学生時代に観た岩井俊二監督の映画「リリィ・シュシュのすべて」や是枝裕和監督の「誰も知らない」に衝撃を受けました。

日本映画だけでなく山下達郎さんや竹内まりやさんの音楽を良く聴いていたようで、いつか日本で仕事をしたいという気持ちが芽生えてきたようです。

その後、2017年に現在の所属事務所「株式会社ユマニテ」の事務所の人と話す機会があり、「この事務所の方と一緒にやっていこう」と決意し、本格的に日本での活動を開始しました。

当時、人気絶頂だったなかでの日本進出に、韓国のファンからは「なぜこの時期に日本に行くのか」という声もありましたが、シム・ウンギョンさんは学生時代に抱いた夢を叶えるために決断したようです。
日本語の勉強と並行しながらオーディションに参加し、2019年に日本映画「新聞記者」に出演しました。

「新聞記者」のプロデューサーは「様々なアイデンティティがあり、真実を追及するキャラクターにシム・ウンギョンという女優がぴったりだと思いキャスティングした。」と話しました。

第43回日本アカデミー賞において、優秀主演女優賞及び最優秀主演女優賞を受賞しましたが、日本アカデミー賞の歴史において、演技部門の優秀賞を外国人が受賞するのは、ペ・ドゥナさん以来2人目で、最優秀賞受賞は史上初の快挙です。

2021年3月には日本アカデミー賞の女性司会者を務めるなど日本での地位も確立しています。

様々なことに挑戦し続けるシム・ウンギョンさんだからこそ、日本でも活躍し続けているのではないでしょうか。
今後の活躍にも目が離せませんね。

出演しているおすすめ作品を紹介

ここからは、日本でも大活躍のシム・ウンギョンさんのおすすめの作品をご紹介します。

ファン・ジニ

はじめにご紹介する作品は、2006年にKBSで放送された「ファン・ジニ」です。

16世紀の朝鮮王朝時代に両班の父と、妓生の母ヒョングムの間に生まれたチニ。
そんなチニの幼少時代をシム・ウンギョンさんが演じました。

妓生の娘は、芸妓として生きることを決められていた時代、母は娘に自分と同じ道を歩ませたくないと寺に預けました。
しかしチニは母を探すために寺を抜け出し、偶然見かけた妓生の踊りを見て美しさに惹かれます。
そして、母の反対を押し切り、妓生の世界へと自ら足を踏み入れ、舞踊の才能を開花させるのです。

厳しい師匠ペンムとの確執やライバルの妓生プヨンとの競い合い、そして、チニに思いを寄せる男たちとの恋愛。
紆余曲折の中、芸の道を進んでいく物語です。

実は2話までしか出演していませんが、素晴らしい演技で視聴者の心を奪いました!

シム・ウンギョンさんは、このドラマでKBS演技大賞青少年演技賞を受賞し、これをきっかけに人気子役スターとなりました。

新聞記者

次にご紹介する作品は、2019年に公開された日本映画「新聞記者」です。

現役新聞記者、望月衣塑子氏による同名ベストセラーを原案としており、国家の闇を追う新聞記者と、エリート官僚が、それぞれの立場で正義を貫く社会派サスペンス物語です。

主演を務めたのは、松坂桃李さんと、シム・ウンギョンさんです。

衝撃的な内容ゆえに、多くの日本国内の女優が出演を見送ったともいわれた役を見事に演じました。

シム・ウンギョンさんが演じる日本人の父と韓国人の母に生まれアメリカで育った東都新聞社会部の若手記者の吉岡エリカは、記者会見で鋭い質問ばかりを繰り返し、社内でも厄介者として扱われていました。

ある日、大学新設計画の極秘情報が記された匿名FAXが社会部に届き、吉岡は上司から調査を任されます。
調査の中で、内閣府の神崎という人物が浮上しますが、その矢先、神崎が自ら命を落としてしまいます。

そしてエリカは、かつての上司であった神崎の死に疑問を抱く内閣情報調査室の若手エリート、杉原拓海と出会うのです。

政権の権力の闇に迫る女性記者を好演したシム・ウンギョンさんは、この作品で第43回日本アカデミー賞で「最優秀主演女優賞」を受賞しました。

韓国人女優として史上初の受賞となり、その名を一躍広めました。

七人の秘書

最後にご紹介する作品は2020年に放送された個性あふれる秘書が悪人を成敗していく物語、「七人の秘書」です。

七人の秘書を演じるのは、木村文乃さん、広瀬アリスさん、菜々緒さん、シム・ウンギョンさん、大島優子さん、室井滋さん、江口洋介さんで、普段は秘書として働く7人が、裏では類い稀な能力や頭脳、身体能力を駆使し、弱き者を救う影の軍団として戦う姿を描いています。

シム・ウンギョンさんが演じるパク・サランは、「慶西大学病院」病院長秘書で母が韓国人、父が日本人のハーフです。韓国で生まれ医者を目指していましたが、ある事情で断念した過去があります。SEのエキスパートでハッカーの才能を持っています。

秘書軍団の頭脳、パク・サランのハッキング能力はチームにとって欠かせないもので、彼女の決め台詞「懲らしめてやりましょう」が合図となり、成敗が始まるのがお馴染みです。
また、サランが生き別れた父と再会したシーンは特に涙を誘い、高い演技力を見せました。

正義のヒーローが悪人を懲らしめ、善人が救われるというストーリーはありがちですが、ヒーローが「名乗るほどの者ではございません」と語る、普段から目立たないことを徹底した秘書の一面に目新しさがあり注目を浴びました。

ドラマは回を追うごとに視聴率が上がり、最終回では番組史上最高記録となる世帯視聴率16.7%を記録しました。

現代のリアルな問題に斬り込みながらも、七人の秘書たちの個性溢れるキャラクターで重くなりすぎず、軽快に描かれたことが人気を博し映画も制作されました。

まとめ

いかがでしたか。
今回は、シム・ウンギョンさんの経歴とおすすめ出演作品についてご紹介しました。

国境を越えた演技に感動した方も多いのではないでしょうか。現在は「100万 回言えばよかった」に医師役で出演中です。

日韓で大活躍のシム・ウンギョンさんに今後も注目ですね!


あなたのドラちゃん

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