一般的にお母さん方にとってお子さんはかけがえのない存在ですよね!お子さんにとっても母親という存在はかなり大きなものだと思います。
世の中には女優を志すお子さんの未来を決めてしまうほど強烈なお母さんもいるようなので、今回は業界で有名なステージママを紹介していこうと思います。中には事務所と裁判で争うほど強烈なステージママもいましたので、ぜひ最後までご覧ください。
ステージママという存在についてご存じでない方もいると思いますが、ステージママとはその名の通り、タレントや子役などとして活動しているお子さんを持つお母さんの事を指します。
ステージママという言葉は、我が子を特別扱いするよう仕向けたり、自分の欲望のために子供にプレッシャーをかけたりするなどあまりいい意味で使われないことも多いです。今回紹介する有名なステージママ達も一癖あるようなので、1人1人見ていきましょう!
ステージママと言えば、りえママを想像する方も多いと思います。りえママこと光子さんは、日本を代表するほどの大物女優である宮沢りえさんのお母さんです。
一卵性親子と呼ばれるほど業界で有名なりえママは、宮沢りえさんのプロデュースとマネージメントを担っていました。りえママはオランダ人の船員と恋に落ち、宮沢さんを身ごもっています。しかし結局上手くいかずに離婚してしまいました。
出産後も母親になりきれなかったりえママは宮沢さんの世話を親族に任せ、自身は夜の街で働いていました。しかし宮沢さんが芸能界デビューした後は、母親自ら関係者に宮沢さんを売り込んだりして目立つ存在だったようです。
宮沢さんをトップに押し上げるため、ビートたけしさんや中村勘三郎さんなど年が離れた大物役者に枕営業をするように指示したり、未成年でありながらヘアヌード写真集を出させたりなどやりたい放題でした。かなりの毒親っぷりですよね。
母親の言いつけを守ってきた宮沢さんはりえママの言う通りに行動してきて、りえママの指示で貴乃花関と婚約したこともありましたが、結局上手くいきませんでした。徐々に自分の意思を貫くようになったみたいですが、結局りえママが2014年に亡くなるまで、宮沢さんは支配下にあったみたいですね。
子役時代から人気が衰えない女優の安達祐実さんも、ステージママのもとで育っています。
安達さんの母である有里さんは、子役として人気があった安達さんを守るため、現場に同行するようになりました。この頃から徐々にステージママと呼ばれるようになります。
有里さんはりえママのように子供に枕営業を強要することはなかったようですが、安達さんの初恋の相手と再婚したり自身のヘアヌード写真集を発売したりなど、安達さんにとってマイナスイメージになるような行動が多かったみたいですね。
元々意見が食い違い始めたことで安達さんのマネージャーを退いたみたいですが、この頃から安達さんのことをライバル視するようになってしまったのかもしれません。まるで張り合うかのように美貌をアピールする姿は完全に毒親ですよね。
歌手として活躍している鈴木亜美さんも強烈な親のもとで過ごしました。鈴木さんの場合はお父さんが原因だったので、ステージパパの被害者です。鈴木さんのお父さんについては、所属事務所と裁判沙汰にもなったのでご存じの方が多いかもしれませんね。
鈴木さんは当時所属していた事務所社長の脱税が発覚し、事務所を移籍しました。しかし鈴木さんのお父さんは、信頼関係の崩壊を理由に専属契約終了の訴訟を起こします。訴訟を起こした後、鈴木さんサイドは個人事務所を設立しました。
結果的に裁判は勝ったようですが、勝手に事務所を設立したことやお父さんの言動が原因で芸能界から干されてしまいます。噂によると、鈴木さんに助け舟を出した吉本興業に対して、鈴木さん個人に多額の契約金を払うようにお父さんが要求したんだそうです。
鈴木さんのお父さんのこの強気な発言が尾を引いて、鈴木さんが芸能界で活躍できない時期が延びてしまいました。最初はお子さんを想う一心だったのかもしれませんが、徐々に欲が出てきてしまったのかもしれませんね。
実は、現在若い世代を中心にカリスマ的人気を誇る藤田ニコルさんもステージママを持つタレントの1人です。最近では、ニコルさんが親孝行としてお母さんに家を買ったことを公表していたので、ステージママと聞いて驚く方もいるかもしれませんね。
ニコルさんのお母さんがステージママと呼ばれるようになったのは、2020年頃報道された所属事務所のオスカープロモーションとの揉め事がきっかけでした。
オスカープロモーションは複数の著名人を抱えていましたが、相次いで所属タレントが移籍や独立した時期がありましたよね?その結果、事務所の稼ぎ頭となってしまったニコルさんはかなり忙しい日々を送ったようです。
しかし事務所側はニコルさんの多忙によって人件費が上がったことなどを理由に、ギャラの取り分の変更を提案してきました。これに猛反発したのがニコルさんのお母さんです。事務所側とギャラの取り分で揉めたことでステージママと認識されてしまいました。
ただ客観的に見てみると、忙しくなったのにお給料が減るのは納得がいかなくて当然だと思いますし、揉めた後はお母さん自ら芸能スクールのカルチャースクールに通って番組制作の裏側を学んでいたそうです。
独立の準備のためとの見方もありますが、娘を守るために業界を学ぼうとするニコルさんのお母さんはあまり悪い印象ではないと思います。ステージママには間違いありませんが、子供を支配するようなステージママではないように感じますね。
若手女優として注目されている森奈々さんもステージママを持つ著名人の1人です。森さんのお母さんに関しては、色々な情報がネット上で飛び交っていたのでご存じの方も多いかもしれません。
森さんのお母さんが問題視されるようになったのは、2021年1月に報道された森さんの事務所移籍がきっかけです。当時人気絶頂だった森さんがSNSのアカウントを削除したり、事務所の一覧から消えてしまったりと色々騒ぎになりましたよね。
森さんの事務所移籍は、ステージママである森さんのお母さんが仕組んだことだと言われています。通常引き抜きはタブーなので、前事務所と揉めた状態で新たに契約した森さんは以前よりも活躍の場が減ってしまいました。
事の発端は、女優として活躍し始めた森さんがドラマなどで主演を演じることが増えていたにも関わらず、中々ギャラが増えることがなかったんだそうです。この扱いに不満だった森さんのお母さんが事務所に移籍を希望したのではないかと噂になっていました。
現在契約しているソニー・ミュージックアーティスツはエージェント業務提携だそうなので、実質森さんのお母さんが送迎やスケジュール調整などのマネージメントを行っている可能性が十分にあります。主演ドラマの演出にも意見したと言われているので、森さんのお母さんはステージママと言っていいでしょうね。
芸能一家として注目を浴びているCocomoさんとKōkiさんのお母さん、工藤静香さんもステージママと言われています。
元々トップアイドルで現在も芸能活動を続けている工藤さんは、娘さんたちの芸能活動も管理していると噂されています。実際、Kōkiさんの撮影現場では工藤さんの姿がほぼ毎回確認されているようなので、マネージメントも行っているのかもしれません。
CocomoさんもKōkiさんも今までにバラエティ番組への出演経験はなく、モデルやCMなどの仕事がメインです。この仕事内容に関しても、グローバル志向で自身の価値を重視した工藤さんのプロデュースの影響だそうですよ。
芸能界で長く活躍する自身の経験を活かしているのかもしれませんが、かいがいしく世話をしたり自身もスタッフに日傘をさされて世話されている報道を見ると、あまりいい印象はありませんね。
お子さんの仕事を成功に導くためかもしれませんが、現場のスタッフは工藤さんのお世話係ではありませんので、自身が大物芸能人の認識を持つべきだと思います。せめて車内で待機しているなどしないと、出しゃばっていると言われても仕方ないかもしれませんね。
今回は、ステージママを持つ芸能人として知られているタレントや女優たちをまとめてみました。
中には所属事務所と揉めていたり、裁判を起こしたりなどかなり激しく対立した経験を持つ親御さんもいましたね。その結果お子さんの活動がしづらくなったり、業界から干されてしまったりなど障害が出てしまったご家庭もあるようです。
調べてみると特に害のなさそうなステージママもいましたが、大体はマイナスイメージのステージママであることが多かったです。お子さんの将来を意識しているからかもしれませんが、お子さんが思う存分活動できるように行動を改めてほしいですね。
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