韓国俳優の年収が日本の俳優と比べると高いという記事を時折目にしますが、それは韓国ドラマが世界各国で楽しまれているからであり、「イカゲーム」のような世界的作品に出演した俳優たちの年収が高くなるのは当然です。
とはいえ、俳優界全体で見ると日本の方が平均年収は高いそうです！
ということで今回は、韓国女優の年収ランキングTOP10と題して紹介したいと思います。
ちなみにこの金額については、俳優本人が受け取る金額なのか事務所に入る金額なのかは不明となります。
それでは早速、韓国女優の年収ランキングトップ10人を発表していきましょう。
第10位は、ドラマ1話あたりの出演料が2,600万ウォン(約260万円)から3,000万ウォン(約300万円)と言われているシン・ミナさんです。
シン・ミナさんといえば十代の頃にドラマ「美しい日々」でイ・ビョンホンさんの妹役としてデビューした韓流ブーム初期から活躍する人気女優ですが、近年は同じく人気俳優のキム・ウビンさんと公開恋愛中であることでも知られています。
「魔王」「オー・マイ・ビーナス」「私たちのブルース」などのドラマ作品や、映画出演などで知られるシン・ミナさんは、元々はモデルとして活動していたこともあり現在でも雑誌やCM出演等でも活躍しています。
ドラマ1本が16話から20話だと単純計算しても4,160万〜6,000万円となり、そこにCMの契約金や映画の出演料などが重なると年収億超えも夢ではありませんね！
第9位は、ドラマ1話あたりの出演料が3,400万ウォン(約340万円)から4,000万ウォン(約400万円)と言われているコン・ヒョジンさんです。
コン・ヒョジンさんもまた雑誌モデルとして活躍し女優デビューした方で、ドラマ「パスタ〜恋が出来るまで〜」の愛らしいキャラクターから、コンブリー(コン・ヒョジン+ラブリー)という愛称で呼ばれるようになりました。
その後も、「最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン〜」「主君の太陽」「嫉妬の化身〜恋の嵐は接近中〜」などラブコメのヒット作が多く、近年では「椿の花咲く頃」が大ヒットし日本でも人気となりました。
この他にも、映画出演や様々なブランドのモデルやアンバサダーなども務めているコン・ヒョジンさんは、韓国のファッションアイコンとしても知られています！
ドラマ「天国の階段」や「アイリス」などで人気となり、国民の女神として爆発的人気となったキム・テヒさんは、日本でもモデル活動やドラマ主演なども務めたことでも知られています。
出演作品はそこまで多くありませんがCM出演本数が非常に多く、そのことで批判を受けたこともあるほどでした。
そんなキム・テヒさんは夫のRAINさんと共に不動産投資で大きな収益を得ていることも有名で、あるバラエティ番組では、夫婦で814億ウォン(約81億4,000万円)もの不動産を保有しているとの情報が公開されたこともあります！
一方で、「ハイバイ、ママ！」「庭のある家」で主演を務めるなど女優として活躍中です。
第7位は、ドラマ1話あたりの出演料5,000万ウォン(約500万円)前後と言われているハ・ジウォンさんです。
90年代後半にデビューし、ホラークイーンとして知られるようになったハ・ジウォンさんは、ドラマ「チェオクの剣」でアクション女優として人気となり、
その後も「バリでの出来事」「ファン・ジニ」「奇皇后」などの大ヒットドラマに立て続けに主演しトップ女優となります。
ドラマ出演以外にも、「デュエリスト」「TSUNAMI−ツナミ−」「ハナ〜奇跡の46日間〜」などのヒット映画の主演や歌手活動経験もあるハ・ジウォンさんは、広告モデルとしても長年活躍されています！
第6位は、ドラマ1話あたりの出演料が5,050万ウォン(約550万円)以上と言われているチェ・ジウさんです。
ペ・ヨンジュンさんと共に主演した「冬のソナタ」や、クォン・サンウさんと共演した「天国の階段」などで日本に韓流ブームを巻き起こした大女優チェ・ジウさん。
近年は出演作品は多くないものの相変わらずCM出演数は多く、キム・テヒさんと同様に不動産投資でも手腕を振るっており、総資産は20億円を超えていると言われています。
第5位は、ドラマ1話あたりの出演料が6,000万ウォン(約600万円)から2億ウォン(約2,000万円)と言われているソン・ヘギョさんです。
大ヒットドラマ「太陽の末裔」で共演したソン・ジュンギさんと電撃結婚した話しは有名ですよね。
その後離婚したことでも知られるソン・ヘギョさんは、「秋の童話」「ホテリアー」「オールイン運命の愛」など韓流ブーム初期の作品から、「太陽の末裔」「ボーイフレンド」「ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜」など、長年に渡って活躍し続けているトップ女優の1人です。
「太陽の末裔」の大ヒットにより中国でも人気となったソン・ヘギョさんは、中国で出演した映画やCMの出演料は9000万円～1億3000万円ほどだと言われており、その出演料を元手に不動産投資し成功を収めたことも有名な話です！
第4位は、2022年時点の推定年収が約1億円と言われているパク・ミニョンさんです。
ドラマ1話あたりの出演料については情報がありませんでしたが、その後の人気も加味すると現在の年収は倍の2億円以上あるのではないでしょうか。
そんな売れっ子女優パク・ミニョンさんは、「トキメキ☆成均館スキャンダル」「Dr.JIN」「ヒーラー〜最高の恋人〜」「キム秘書はいったい、なぜ?」など数多くのヒット作で知られています。
一方で、CM女王と呼ばれるほど露出も多いパク・ミニョンさんは、他の女優と同様に不動産投資の収益も莫大だと言われています。
第3位は、ドラマ1話あたりの出演料が1億ウォン(約1,000万円)から1億4,320万ウォン(約1,432万円)と言われているソン・イェジンさんです。
コロナ禍に一大ムーブメントを巻き起こした「愛の不時着」をはじめ、「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」「39歳」といった人気ドラマや、「ラブストーリー」「私の頭の中の消しゴム」「四月の雪」といったヒット映画でも知られるソン・イェジンさんは、かつて国民の初恋と呼ばれ人気となりました。
ソン・イェジンさんもまたCM出演数は多く、その出演料はおよそ3億〜6億ウォン(約3,000万円〜6,000万円)と言われています。
さらに複数の不動産を保有しており、その総資産は60億円以上もあるようです。
2022年にはヒョンビンさんと結婚し、出産後は育児に専念していましたが、2024年夏にはイ・ビョンホンさんとの共演映画で女優復帰するそうです！
第2位は、ドラマ1話あたりの出演料が1億ウォン(約1,000万円)から1億4,320万ウォン（約1,432万円）と言われているイ・ヨンエさんです。
大ヒット韓国時代劇「宮廷女官チャングムの誓い」のチャングム役としてお馴染みのイ・ヨンエさんの出演作品数自体は多くないものの、その実力と知名度は折り紙付きで、韓国ではその高い好感度を活かし、いくつものCMに長年出演してきました。
そのCM出演料は1本当たり8億〜10億(約8,000万円〜1億円)という高額なもので、所有する不動産なども含めた総資産は韓国女優界1と言われています！
近年は「調査官ク・ギョンイ」「マエストラ」といったドラマに出演し、これまでとは違ったイメージを披露し話題となりました。
第1位は、ドラマ1話あたりの出演料が1億1,000万ウォン(約1,100万円)から2億ウォン(約2,000万円)と言われているチョン・ジヒョンさんです。
彼女もまたイ・ビョンホンさんやソン・スンホンさんといった韓流スターたちと90年代後半より共演し人気を獲得し、若くしてCMクイーンとして大ブレイクを果たした女優です。
日本では映画「猟奇的な彼女」で知られるチョン・ジヒョンさんは、その後も「僕の彼女を紹介します」「デイジー」とヒット映画に主演し人気を博しました。
その後も映画「10人の泥棒たち」「ベルリンファイル」「暗殺」と大ヒット映画に出演し、ドラマ「星から来たあなた」「青い海の伝説」なども大ヒットするなど、韓国を代表するヒットメーカーの1人として知られています。
CMクイーンとしても未だに健在で、2021年のCM出演料は総額170億ウォン(約17億円)に上るなど桁外れなもので、さらに韓国女優として初めて「BURBERRY」のグローバルアンバサダーに就任するなど、その人気と知名度は40代となった今でも衰え知らずのようです。
いかがでしたでしょうか？
韓国ドラマが日本や中国など幅広い地域で見られていることもあって、日本の俳優よりギャラが高くなることは当然だと思いますが、ここまで金額が跳ね上がったのはNetflix躍進の影響が大きいと言われています。
ただ、現在韓国ドラマ市場は縮小傾向にあるようで、大ヒット作とそれ以外という二分化されているのが現状みたいです。
このように韓国ではほんの一握りのトップ俳優が高額報酬を得ているだけで、大多数の方は相当低いと言われています。