韓国時代劇界のレジェンドと言われるイ・ビョンフン監督が手掛けた、最高視聴率35.6%の大ヒット時代劇「トンイ」。
今回はトンイに出演した女優、俳優の現在についてご紹介します!
トンイは朝鮮王朝第21代王・英祖の母であるトンイの波瀾万丈の生涯を描いたドラマです。
賤民出身で、最下層から王の側室までのぼりつめたトンイ。型破りな19代王・粛宗(スクチョン)とのラブロマンスや、息子・英祖(ヨンジョ)の成長などを織り混ぜながら、真っすぐな心で自らの運命を切り開いていくトンイの激動の生涯を描いています。
壮大なストーリーと魅力的なキャラクターが多いことから、このドラマのファンという方も多いのではないでしょうか。朝鮮三大悪女の1人と言われるチャンヒ嬪との対立や、宮廷での陰謀など、先が気になる要素も盛りだくさん。
地上波で何度も放送されていることもあり、日本でも人気の高いドラマの1つとなっています。このドラマを見たことがなくても、「トンイ」といえば主演のハン・ヒョジュさんのはつらつとした姿を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
「トンイ」は全60話という長編ドラマであるため登場人物が多く、魅力的な登場人物が多く存在します。そんな魅力的なキャラクターを演じた俳優や女優が、現在、一体どのような活動をしているのか気になりますよね。
早速「トンイ」に出演していた8人の現在について、ご紹介します!
まず最初にご紹介するのは、主役「トンイ」を演じたハン・ヒョジュさんです。「トンイ」への出演で、爆発的に知名度をあげたハン・ヒョジュさんは、その後も人気ドラマやヒット映画に出演、女優としてのキャリアを着実につんでいます。
日本好きでも知られており、韓国映画だけでなく、日本の映画にも精力的に挑戦しているのですよ。最近では藤原竜也さん主演の「太陽は動かない」に出演しました。
ドラマより映画での活躍が多いハン・ヒョジュさんですが、2021年には5年ぶりとなるドラマ「ハピネス」に出演。ポストコロナの近未来を舞台に、謎の感染症の発生により孤立したマンションで繰り広げられる戦いを描いた作品で、除隊直後のパク・ヒョンシクさんとの共演で話題となりました。
「トンイ」から10年以上経った今も、変わらぬ美しさで第一線で活躍されているようですね。
続いては、朝鮮王朝19代王・粛宗(スクチョン)を演じたチ・ジニさんです。元々は広告会社で働いており、スカウトによって俳優デビューしたという異色の経歴の持ち主。好感度が高く、韓国では広告起用も多いそうで、様々な企業や団体のテレビCMに出演しています。
最近では、「24」シリーズでおなじみのキーファー・サザーランドさん主演のアメリカドラマのリメイク、「サバイバー 60日間の大統領」で、テロにより臨時で大統領に就任した大臣役を演じました。
次にご紹介するのは、トンイに立ちはだかる敵・チャン・ヒ嬪を演じたイ・ソヨンさんです。その大きな瞳と美しい顔立ちから、悪役ながらも圧倒的な印象を残しました。
現在はドラマへの出演を中心に活躍しているイ・ソヨンさん。プライベートでは、2015年に妹の紹介でITベンチャーの起業家と結婚しますが、3年で破局しています。
2021年にはドラマ「ミス・モンテ・クリスト」に出演。幸せな生活を奪った親友に復讐を企てる主人公を演じました。離婚後も精力的に女優としての活動を続けているようです。
秘密結社・剣契(コムゲ)のリーダーで、トンイの幼馴染チャ・チョンスを演じたペ・スビンさん。「トンイ」の前年には「華麗なる遺産」でハン・ヒョジュさんと共演しており、再共演に注目が集まりました。
そんなペ・スビンさんですが、「トンイ」出演後も数々のドラマで重要な役を演じ続けています。大ヒットドラマ「夫婦の世界」の後番組として注目を浴びた、2020年放送の「優雅な友達」では、物語のキーとなる主人公の友人役を演じました。
プライベートでは、 人気絶頂の2013年に一般女性と結婚しており、2人の子どもに恵まれました。しかし、2020年に離婚したことを発表しました。
続いては、王・粛宗の正室・仁顕(イニョン)王妃を演じたパク・ハソンさんです。2005年に女優デビューしていますが、「トンイ」への出演で、一気に知名度があがりました。
2017年にかねてより交際していた俳優のリュ・スヨンさんと結婚しています。新婚旅行には沖縄を訪れたそうですよ。その後、出産のため一時女優業をお休みしていましたが、2019年にドラマ「平日午後3時の恋人たち」で復帰しました。
王宮の音楽を担当する掌楽院(チャンアグォン)の楽師であるヨン・ダルを演じたイ・グァンスさん。いつもトンイのことを応援し、その優し気な雰囲気とコミカルなお芝居に、ヨン・ダルのファンだという方も多いのではないでしょうか。
イ・グァンスさんは、トンイに出演した2010年から、「ランニングマン」という韓国で大人気のバラエティ番組のMCを務めています。この番組は韓国以外でも人気が高く、MCを務めるイ・グァンスさんは「アジアのプリンス」としてアジア全土で人気を獲得しました。
しかし、2020年に交通事故に巻き込まれ足を負傷したイ・グァンスさんは、思うように収録に参加出来なくなってしまいます。そのため2021年に、11年間出演した「ランニングマン」を、惜しまれながら降板しました。
現在は主演から脇役まで様々な役をこなす個性派俳優として、活躍を続けています。
捕盗庁(ポドチョン)の従事官であるソ・ヨンギを演じたチョン・ジニョンさん。トンイのことを支える、冷静かつ温情の厚い人物でしたよね。
「トンイ」に出演するまでは映画への出演が多かったチョン・ジニョンさんですが、「トンイ」以降はコンスタントにテレビドラマにも出演しています。最近では2021年にNETFLIX独占配信ドラマ「不可殺」に出演。演技派俳優として、様々なキャラクターを演じ続けています。
最後にご紹介するのは、トンイの幼少期を演じたキム・ユジョンさんです。4歳で子役デビューしたキム・ユジョンさんは「トンイ」の出演をきっかけに演技派子役として、様々なドラマで主人公の少女時代を演じることとなります。
キム・スヒョンさん主演で人気の高い「太陽を抱く月」でも、ハン・ガインさん演じる主人公の幼少期を演じました。
2016年に出演した「雲が描いた月明り」では、パク・ボゴムさんの相手役を演じ、子役から女優へ見事脱皮。現在は20歳を超え、「とにかくアツく掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子!?~」や「コンビニのセッピョル」など、人気女優として数多くのヒットドラマで主演を務めています。
いかがでしたか。
大ヒットドラマ「トンイ」への出演をきっかけに、みなさんさらに活躍の場を広げていることが分かりましたね。これからのみなさんの活躍がますます楽しみです。
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