歌やダンス、かっこいいビジュアルでファンを魅了するK-POPアイドルたち。
グループとしてだけでなく、個人活動で活躍する人もいますよね。
中でも演技の世界に進出するアイドルたちは「演技ドル」とも呼ばれ、新たな才能を開花させているのです。
普段とは違う姿に、ファンはさらに虜にされていることでしょう。
また俳優として知った人は、元々アイドルだったことを知らないかもしれませんね。
今回は、演技ドルとして注目されているイケメン韓国アイドル7人をご紹介します。
みなさんもご存知のアイドルはいるでしょうか?
それではご覧ください。
まず初めは、メインボーカルを務めるほどの歌唱力に加え、抜群のルックスと演技力で俳優業をこなすパク・ヒョンシクさんです。
幼少期から歌うことが好きだったパク・ヒョンシクさんは中学生時代にバンド活動を始め、ボーカルを担当していました。数々のコンテストで賞を受賞しており、またいくつもの大手事務所からスカウトされていた様子から、とても人気だったことが分かります。
高校入学とともにスター帝国事務所に入り、練習生生活をスタートさせたパク・ヒョンシクさん。
地元の高校に通いながらソウルの練習室まで通う日々はハードでしたが「実力を磨くためには苦ではなかった」と誠実で努力家な一面を見せていました。
その後2010年にZE:Aとしてデビュー。
グループ内ではメインボーカルを務め、安定感のある伸びやかな歌声で人気となります。
抜群のルックスを活かして2011年にはミュージカルデビュー、2012年にはドラマデビューと徐々に演技の道で才能を開花させていきます。
2014年のドラマ「家族なのにどうして」では出来は悪いが憎めない末っ子役を演じ、KBS演技大賞新人賞を受賞しました。勢いは止まらず、2015年にはSBS演技大賞ニュースター賞、2017年にはザ・ソウル・アワード男性人気賞と次々に注目を集めました。
日本で放送された作品の中では、2016年のドラマ「花郎」での演技が注目されています。
親子の確執に悩みながらも弱い自分を鼓舞して奮闘する姿に、思わず応援したくなるような切ない気持ちを抱いた視聴者も多かったことでしょう。幼いころから習っていたという馬術や剣道が活かされており、アクションシーンも素晴らしかったですよね。
2019年には首都防衛司令部憲兵機動隊に入隊。
得意とする遠距離射撃の腕を褒められたことをきっかけに「貴重な軍生活を送るなら自分が活躍できる場で過ごしたい」と志願したそうで、この選択にも称賛の声がたくさん届きました。
除隊後にはSNSで元気な姿を見せるとともに、ドラマ「ハピネス」の出演が発表されます。
兵役も終え、これからの活躍にぜひ注目していきたいですね。
続いては、先程ご紹介したパク・ヒョンシクさんと同じZE:Aのメンバー、イム・シワンさんです。
ZE:Aではボーカルを務めながら2010年に俳優としてデビューしました。
「演技ドル」の先駆者とも呼ばれ、映画やドラマ合わせて20作品以上も出演するほど華々しい活躍をしています。
2012年にドラマ「スタンバイ」で主演を務めると「ミセン‐未生‐」「王は愛する」など次々に主演作が決定。
イム・シワンさんの魅力は、愛らしさや切なさ、繊細な感情など役に合わせて表現できるところだと考えられます。
2020年に出演したドラマ「それでも僕らは走り続ける」では国家代表の陸上選手役を演じ、天然で純粋な役柄はこれまで演じてきた中でもイム・シワンさんにピッタリだと話題になりました。
2017年から2019年にかけて兵役義務も果たしました。厳しい環境での経験はイム・シワンさんの演技にも現れ、より役の内面を演じられるようになったと言います。
今後の活躍にも期待したいですね。
また現在ZE:Aはメンバーそれぞれが所属事務所を移転したことで事実上の活動休止となっていますが、その後もメンバー同士の交流は続いているようです。
イム・シワンさんの俳優としての活躍は他のメンバーにも良い刺激になっているでしょうね。
3人目は、人気アイドルグループ2PMでリードボーカル兼メインダンサーを務めるイ・ジュノさんです。
高校生の頃は演技に興味を持っていたイ・ジュノさん。JYPエンターテイメント主催のオーディションに合格したことから練習生となりました。努力家で野望に溢れるイ・ジュノさんは2PMとして日本デビューすると、メンバーの中で最初に日本ソロデビューも果たしました。
その後も、2013年に映画「監視者たち」で長年追い求めてきた俳優としてデビュー。初出演ながら安定した演技をみせ、500万人以上の観客動員数を記録しました。
2015年には初主演となった映画「二十歳」で将来の不安や私生活の悩みなど若者の感情を表現し、2017年のドラマ「キム課長とソ代理〜Bravo! Your Life〜」では主人公と敵対する悪役ながら熱い友情をみせるなど、作品が出るたびに話題となってきました。
2019年には兵役のため芸能活動を一時休止します。
復帰作となったドラマ「袖先赤いクットン」では時代劇ならではの複雑な感情を見事に表現し、作品の大ヒットに繋がりました。次回作ではどんな演技をみせるのか、さらに期待が高まっています。
次は、圧倒的歌唱力で人気のBTOBでサブボーカルを務める最年少メンバー、ユク・ソンジェさんです。
高校、大学では歌やダンスを専攻しながら、2010年にCUBEエンターテイメントの練習生としても活動を始めました。BTOBとしてデビューすると、シンガポールや香港、日本など海外でもデビューを飾り話題となります。
2013年に「モンスター~私だけのラブスター~」で俳優デビュー。
2015年には「アチアラの秘密」でニュースター賞を受賞すると、人気音楽番組「SBS人気歌謡」でMCにも抜擢されました。
中でも大人気ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」では主人公の甥役を務め、愛らしいユク・ソンジェさんの素の姿と役が見事にハマり、大きな話題となります。
ケーブル放送大賞ライジングスター賞、KOREA DRAMA AWADS新人賞と今年のスター賞などその年の賞を総なめし、ユク・ソンジェさんにとって飛躍の1年となりました。
その後、2020年の自身の誕生日に入隊。除隊後の2022年にはドラマ「金のさじ」で主演を務めており、今後も注目を集めそうです。
5人目は、多国籍ボーイズグループGOT7で透明感あふれる歌声で人気のパク・ジニョンさんです。
2009年にJYPエンターテイメントが主催するオーディションに参加すると、同グループメンバーJayBさんとともに同率1位となり、練習生生活をスタートさせました。パク・ジニョンさんはGOT7より先に俳優としてデビューし、またJayBさんとのユニット「JJ Project」として人気を博した異例の経歴を持っています。
2014年に晴れてGOT7としてデビューを果たすと、アイドル活動の傍ら、2017年に映画「降りしきる雪」で初主演を飾りました。
その後も「悪魔判事」「ユミの細胞たち」など話題作に出演してきました。
中でもドラマ初主演となった「彼はサイコメトラー」では、明るく活発な主人公を見事に演じ、パク・ジニョンさん自身も気づかなかったという明るい性格を引き出せた作品だったようです。
GOT7としては、2021年にメンバー全員が所属事務所との7年の契約を満了させ、移籍することになりました。
しかし移籍後もグループ活動は続いており、事務所の垣根を超えて活動する姿にファンは大変喜んでいる様子です。
K-POPアイドルたちに囁かれる「7年目のジンクス」を破ったとして、他のアイドルからも注目を集めています。
アイドルとして、また俳優としても大注目を集めています。
6人目はINFINITEの弟分として2017年にデビューしたGolden Childのチェ・ボミンさんです。
中学3年生の頃にオーディションでラップを披露し見事合格。Woollimエンターテインメントの練習生となりました。Golden Childメンバー10人の中でも最年少で、可愛らしい顔立ちながら180cmの高身長という抜群のルックスで人気となっています。透明感のある歌声は聞いていても心地良いですよね。
また人気音楽番組でMCを務めるなど、活躍の場を徐々に広げていきました。
2019年にはドラマ「A-TEEN2」で俳優デビュー。主人公のライバルとして、クールでどこか影がある役を演じ注目を集めました。「僕を溶かしてくれ」ではヒロインに恋心を抱くイケメン大学生役、「18アゲイン」では幼馴染に片思いする役など、ストーリー展開にスパイスを加える役が多い印象です。
2000年生まれのフレッシュで勢いのあるチェ・ボミンさん。今後どのように活躍していくのか、楽しみですね。
最後は、多国籍で個性溢れるアイドルグループPENTAGONのヤン・ホンソクさんです。
幼い頃はアメリカやシンガポール、中国などで長く海外生活を送っていたヤン・ホンソクさん。
成績も大変優秀でしたが、韓国で歌手になる夢を追うため大学を中退し、2014年に芸能事務所で練習生となりました。
PENTAGONではリードボーカルを務めるほど伸びやかで透明感のある歌声は、グループ内でも一目置かれるほど。グループ曲だけでなく他のアーティストのカバー曲も披露しており、歌手として熱心な姿はファンからも高い支持を得ています。
俳優としては2017年の映画「残された愛」がデビュー作です。
2019年には「最高のチキン」でドラマ初出演を飾り、若手俳優らと共に次世代俳優として注目を浴びました。
ドラマ「ブルー・バースデー」でのインタビューでは「演技のトーンにも気を遣った」と話し、役をよく理解し細かな部分も表現しようと努力する一面も見せています。
「俳優業を通して、歌手としては表現しきれない自分の内面もみせていきたい」とも語っており、今後も積極的に活動を続けるものと考えられます。活躍が楽しみですよね。
今回は、演技ドルで注目のイケメン韓国アイドル7人をご紹介しました。
圧倒的な歌唱力や磨かれたダンススキルなどかっこいい姿を見せる一方、俳優という新たな世界でも高い演技力をみせる演技ドルばかりでしたね。
アイドル活動で培った表現力や経験は俳優活動にも活かされていることでしょう。
今後も活躍が期待される演技ドルたち。ぜひ注目していきたいですね。
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