韓国時代劇と言えば、韓服を完璧に着こなし、華麗な太刀さばきを魅せるイケメン俳優が数多く存在しますが、皆様は誰を思い浮かべますでしょうか？
今回は第三弾として、韓服が似合うのでまた時代劇に出演してほしいとの声が多い俳優を、更に8人ご紹介します。
最初にご紹介するのは、時代劇初挑戦の「花郎（ファラン）」で、妖艶で上品な王様役を演じ、多くの女性の心をわしづかみにしたパク・ヒョンシクさんです。
1991年11月16日 龍仁市生まれの2024年現在33歳。
2010年にボーイズグループ「ZE:A（ゼア）」でデビューすると、2011年には、ミュージカル「オオカミの誘惑」で舞台デビューを果たし、続く2012年に「愛の贈りもの」でテレビドラマデビューも果たしました。
そして2013年の演芸大賞では、ショー・バラエティ部門で男性新人賞を受賞。さらに2014年から放送されて高視聴率を記録したドラマ「家族なのにどうして」に出演し注目されると、演技大賞でベスト・カップル賞と男性新人演技賞も受賞しました。
その後2017年に出演した「力の強い女 ト・ボンスン」で、ザ・ソウル・アワードの男性人気賞を受賞しています。
そして2016年に、パク・ソジュンさんと共演した「花郎」では、時代劇初挑戦にもかかわらず、威厳ある雰囲気で王の姿を繊細に演じ、憂いを帯びた眼差しで多くの女性の心を射抜きました。
続いてご紹介するのは、時代劇「ノクドゥ伝」で、女装姿が美しすぎて大ブレイクしたチャン・ドンユンさんです。
1992年7月12日 テグ ポモドン生まれの2024年現在32歳。
2015年、大学在学中にコンビニ強盗を捕まえたことがきっかけで芸能界入りを果たしたという逸話の持ち主です。そのニュースを知った事務所からスカウトされ、俳優デビューを果たしました。
2016年には、宮部みゆきの作品「ソロモンの偽証」を原作とした、韓国版ドラマの主演を飾り、注目を浴びます。
そして転機となった作品が、2019年のロマンス時代劇「ノクドゥ伝」でした。
本作で演じた「女装男子ノクドゥ」は、当時「女性よりも美しい」と大きな反響を呼びました。
しかしそのしなやかなスタイルを活かした「麗しい女装姿」は、実は前年の出演ドラマ「恋のステップ」で既に披露されていたと言います。
三人目にご紹介するのは、「怪物新人」と呼ばれ、今後の活躍が期待される俳優イ・ジェウクさんです。
1998年5月10日 ソウル市生まれの2024年現在26歳。
高校生の時、演技に興味を持ち中央大学演劇学科に入学。初めて受けたオーディションに合格すると、2018年のドラマ「アルハンブラ宮殿の思い出」で俳優デビューします。ここで強烈なインパクトを残したイ・ジェウクさんは、本作で主演を務めていたヒョンビンさんの所属事務所からのスカウトを受け契約を果たします。
二作目となる「恋愛ワードを入力してください」で一気に知名度を上昇させると「ドドソソララソ」では、デビューからわずか2年で主演に抜擢されました。
そして2022年にNetflixで配信された「還魂」でも怪物級の演技力で視聴者の心を掴んで大ヒット。瞬く間にワールドワイドな人気を得るようになりました。俳優歴はまだ6年ですが、その圧倒的な演技力からは貫禄すら感じ、デビューからトップスピードで走り続けている大注目俳優と言えます。
四人目にご紹介するのは、「ASTRO」のメンバーで、「顔天才」とも言われ、俳優としても大活躍のチャ・ウヌさんです。
1997年3月30日 京畿道軍浦市生まれの2024年現在27歳。
2014年、映画「世界で一番いとしい君へ」にカメオ出演し俳優デビューすると、2016年にはアイドルグループ「ASTRO」としてデビューします。また、2016年から放送された音楽番組で、MCを担当し、同年、ウェブドラマ「マイ ロマンチック サム レシピ」で主演を務めました。
そして2018年、ドラマ「私のIDはカンナム美人」や、「トップマネジメント」で主演を務めると、人気が急上昇します。
漫画から飛び出してきたような美しい顔で、「顔の天才」もしくは「顔面国宝」と評されるチャ・ウヌさんですが、インタビューやバラエティで見せる人柄の良さで、「好感度は若手NO.1」とも言われ、今まさにホットな俳優です。
時代劇初挑戦となった「新米史官ク・ヘリョン」では、シン・セギョンさんと共演し、眼福ものの美しい韓服姿を披露して、MBC演技大賞で優秀男優賞とベストカップル賞を受賞しました。
五人目にご紹介するのは、昔は天才子役、兵役除隊後はイケメン俳優として活躍するユ・スンホさんです。
1993年8月17日 インチョン広域市生まれの2024年現在31歳。
1999年に、携帯電話のCMでデビューすると、2000年に子役として「カシコギ父と子が過ごしたかけがえのない日々」でドラマデビュー。2002年には「おばあちゃんの家」で映画初挑戦も果たしました。
演技力の高さと人気により「国民の弟」と呼ばれるようになり、2006年の動物映画「マウミ…」への出演に続き、2008年には「ソウルが見えるか?」で主演を務めました。そして兵役除隊後、初のドラマ出演となった「リメンバー〜記憶の彼方へ〜」で主演を務め、最高視聴率24％を叩き出し、大成功に導きました。
また、「時代劇と言えばこの人！」というほど子役時代から活躍しているユ・スンホさんは、2009年の「善徳女王」をはじめ数々の時代劇に出演し、時代劇の演技力が抜群だと定評があります。特に主演を務めた2017年の時代劇「仮面の王 イ・ソン」で見せた、はじける笑顔や切ない表情は、多くの視聴者を魅了しました。
六人目にご紹介するのは、「時代劇のカリスマ」と呼ばれる人気俳優チャン・ヒョクさんです。
1976年12月20日 釜山広域市生まれの2024年現在48歳。
1997年にドラマ「モデル」でデビューすると、2001年の映画「火山高」での主演で、日本でも有名になります。
その後2010年には、最高視聴率 42％を記録したアクション時代劇「チュノ」の大ヒットを契機に、「時代劇のカリスマ」と呼ばれるようになりました。重厚感のある演技や他を圧倒する存在感と真摯な生き方が支持され、各方面からのオファーが絶えない俳優のひとりとなっています。
数多くの時代劇に出演し、どんな身分の役でもモノにしてしまうチャン・ヒョクさんですが、彼がカリスマと言われる理由の一つに、「名君を演じさせたら右に出る者はいない」と思わせる存在感ある演技が挙げられます。チャン・ヒョクさんの所作や視線、オーラが、かつての偉人に人間味を与え、蘇らせてくれるのです。
七人目にご紹介するのは、「七日の王妃」で見せた品の良い立ち振る舞いと似合う韓服で、「時代劇のメロ職人」とも呼ばれるヨン・ウジンさんです。
1984年7月5日 カンヌン生まれの2024年現在40歳。
2009年に映画「ただの友達？」でデビューすると、2011年のドラマ「烏鵲橋の兄弟たち」で知名度が一気に上がります。また初主演した2014年のドラマ「恋愛じゃなくて結婚」は、大ヒットを記録し「ラブコメ職人」の名を高めました。
そして2017年の時代劇「七日の王妃」では落ち着いた声と品の良い立ち振る舞いに加え、韓服もよく似合うことから、多くの視聴者の心を奪い、「時代劇のメロ職人」と呼ばれました。
最近では、2022年のドラマ「39歳」で、ソン・イェジンさんの相手役を務め話題を集めたほか、二本の主演映画「愛に奉仕せよ」や「夜明けの詩」を相次いで公開するなど、その活躍ぶりは目覚ましいものがあります。
最後にご紹介するのは、歌手兼俳優のみならず、作詞・作曲にプロデューサー業まで手掛けるマルチタレントのジニョンさんです。
1991年11月18日 チュンジュ市生まれの2024年現在33歳。
芸能人を夢見てオーディションを受け続け、デビュー前からドラマの端役やクイズ番組などにも出演していたという逸話の持ち主です。2011年に「B1A4」のリーダー兼メインボーカルとしてデビュー。
韓国のみならず各国で人気を博し、ファンからは「ジントーベン」と呼ばれるほど優れた才能を発揮し、数々の作詞・作曲、ディレクションに携わりました。
また音楽活動のみならず俳優活動にも力をいれ、2016年に出演した大ヒットロマンス時代劇「雲が描いた月明かり」では、恋と友情に揺れるエリート官僚を演じ、多くの視聴者をときめかせました。韓服を完璧に着こなし、いかにも「朝鮮王朝の御曹司」という雰囲気を醸し出し、演技大賞・男性新人賞を受賞しています。
いかがでしたでしょうか？
今回も時代劇や韓服が似合うイケメン俳優の第三弾として更に8名をご紹介しました。
貴方のお気に入り俳優はどなたでしょうか？よかったらコメント欄でお知らせください。