韓国では珍しいミュージカル作品からデビューし、「がんばれ!クムスン」や「快刀ホン・ギルドン」などの有名作品に出演したカン・ジファンさん。渋い役からお茶目な役までなんでもこなせる俳優です。
今回は、カン・ジファンさんが表舞台から消えた理由と歴代彼女についてご紹介します。
カン・ジファンさんは、2002年の「ロッキー・ホラーショー」ミュージカルでデビューしました。
その後2003年に「夏の香り」でドラマデビュー。しかしこの作品と「ラストダンスは私と一緒に」「花より美しく」などは下積み時期であまり名前は知られませんでした。
2005年「がんばれ!クムスン」でハン・ヘジンさんの相手役に抜擢。視聴率40%を記録し、MBC演技大賞で新人賞と優秀賞を獲得。一躍韓国の人気俳優の仲間入りをしました。
2006年には「訪問者」で初の映画デビューを飾りました。本作で成功を収め、映画のオファーが増えていったそうですよ。
2008年には初の時代劇ドラマ「快刀ホン・ギルドン」で主人公ホン・ギルドン役を務めました。
ヒロイン役のソン・ユリさんとの演技でその年のKBS演技大賞でベストカップル賞を獲得しましたね。
カン・ジファンさんはドラマの役柄から明るいイメージがありますが、本人はかなりシャイな性格で、面識がない人とはオープンに話したりすることが出来ないそうです。意外ですよね。
交友関係も狭く深くのタイプで、とてもファン思いなことで有名です。サービス精神が旺盛で、毎年のファンミーティングでは全員と握手をし、サイン会、チェキ会、ハイタッチなどの提案もしています。カン・ジファンさんのファンミーティングは韓流スターで1位、2位を争うほどの人気です。
また、様々な賞を受賞した回数が多い理由としては、彼の完璧主義が理由の1つに挙げられます。
特にドラマに対してのこだわりが強く、撮影が始まるとダイエットでシャープな印象に変身したり、仕事内容を入念に調べ、研究や分析などを行ってからオファーを受けるか決めているそうです。
受賞している韓流スターは、キャラクターに対してのこだわりが強いイメージがありますよね。
そんな方達は意外と完璧主義タイプなのかも知れませんね。
人気俳優となり、ファンから愛されているカン・ジファンさん。そんな彼のプライベートも気になりますよね。
ここではカン・ジファンさんと噂になった歴代彼女をご紹介します。
1人目はキム・ハヌルさんです。
1999年「Happy Together」でデビューし、2022年で芸歴23年のベテラン女優になります。
カン・ジファンさんとは2008年ドラマ「90日、愛する時間」でカップル役として共演した後、翌年「7級公務員」の観客動員400万人を記録した映画で再び共演したことで熱愛報道が出ました。
撮影中の2人はとても仲が良く、濃厚なキスシーンがあったことから「付き合っているのでは?」と噂が立つようになりました。
しかし、監督によると「撮影中はとても仲が良かったが、恋人同士という雰囲気ではなかった」と証言しており、2人が付き合っていると思われるようなプライベートの密会などもなく確証がないため噂で終わりました。
共演が続き仲が良くなると「付き合っているのでは?」という疑惑が出るのは韓国あるあるではないでしょうか。
何ヶ月も一緒にいれば仲良くなるのは自然なことのような気がしますよね。
2人目はソン・ユリさんです。
2002年 「バッドガールズ」でドラマデビューし、2003年「千年の愛」でタイムスリップしてきた百済の姫を演じ、ドラマ内でのお姫様言葉が若者の間でも流行しました。
カン・ジファンさんとは2008年ドラマ「快刀ホン・ギルドン」、2012年映画「チャ刑事」で共演しました。噂のきっかけは「快刀ホン・ギルドン」でカップル役を演じたため、「チャ刑事」で再共演した時に「ソン・ユリが彼女では?」という噂が出回りました。
しかし、キム・ハヌルさん同様、プライベートなどでの密会が撮られたことも無く事実ではありませんでした。
「チャ刑事」の制作発表会で記者が「交際しているのでは?」という質問に対し、、笑いながら否定しました。こちらも監督が「2人は交友関係しかなく、交際は100%ありえない」と断言しています。
2016年にはドラマ「モンスター」でも共演していたので、相性が良いだけかもしれませんね。
ちなみに、ソン・ユリさんは2017年にプロゴルファーと結婚しています。
俳優活動や恋愛など色々な噂がある中でも順風満帆に過ごしていたカン・ジファンさん。皆さんは、カン・ジファンさんが俳優活動を休止していることをご存知でしょうか。
カン・ジファンさんは、2019年7月に性的暴行事件を起こし、事件前に撮影していたドラマ「朝鮮生存記」を降板することになり、全ての活動を休止しています。
事件の内容を調べてみると、2019年7月9日にカン・ジファンさんの自宅にて女性の外注スタッフ2人とお酒を飲んだ後、女性2人が寝ている部屋に侵入。1人に性的暴行、もう1人にはセクハラ行為をしたというものでした。
カン・ジファンさんは警察に「酒に酔い、全く覚えていない」と供述しましたが、5ヶ月間という長い期間の裁判を終えて2019年12月5日、第1審にて懲役2年5ヶ月、執行猶予3年を言い渡されました。その後の第2審でも同じ結果となり、2021年9月に有罪判定となっています。
この事件を起こしたことにより、「朝鮮生存記」のドラマ制作会社が出演料と違約金の63億8000万ウォン(日本円 約6億4000万)の支払いを求めました。
地方裁判所はカン・ジファンさんに53億8000万ウォン(日本円 約5億4000万)の支払いを命じ、残りは元事務所と共同で負担することになりました。
「朝鮮生存記」は全20話の予定を16話まで縮小して、代役としてソ・ジングさんが努めました。
お酒が人を狂わせると感じた事件ですよね。ある説によると「ハニートラップを仕掛けられたのではないか」というものがあるそうですが、カン・ジファンさんも認めてしまったことにより本当の真実は分かりませんね。
暴行事件を起こしたことにより「引退したのでは?」という不安を抱いてるファンや「現在は?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
カン・ジファンさんは2019年7月以降、芸能活動を休止しており現在もそれは変わりありません。所属事務所との契約も終了しています。事件前には中国映画にも出演していたため、中国の芸能事務所とも契約があったようですが、こちらも現在は契約終了しています。
事務所との契約が切れてしまってるということは、自ら売り出していかなくてはならないので大変ですよね。
いかがでしたか。
今回は、カン・ジファンさんの歴代彼女と現在についてご紹介しました。
順風満帆に過ごし、ファンにも愛されていたカン・ジファンさんの事件はかなり衝撃的でしたよね。
復帰や引退という情報がないのが現状で、ファンにとっては辛い時期となりますが、いつかまたカン・ジファンさんの作品が見れるといいですね。
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