韓国時代劇ドラマ「イルジメ～一枝梅 」の出演者7人の現在は？

韓流
2022.09.30

ドラマ初回から視聴率30%を越え、平均視聴率も20%越えという韓国人が選ぶ名作歴史ドラマ10位に輝いた「イルジメ～一枝梅」。韓国ではアニメ化や映画化などされるほど有名な人物で、庶民の英雄とされた義賊を題材にした作品です。

今回は、名作時代劇が多くある韓国で、当時全世代がハマったと言われる「イルジメ～一枝梅 」出演者7人の現在を調べてみました。

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「イルジメ～一枝梅 」はどんなドラマ？

17世紀の朝鮮時代が舞台。
ある晩、幼いギョムの目の前で父親が暗殺されます。そのショックにより記憶喪失になったギョムは盗賊のゼドルとタン夫妻に引き取られ、ヨンと名付けられて成長します。

13年経ったある日、ヨンは殺害された父親、生き別れた母親と妹がいた記憶を取り戻します。
悲しみにくれましたが、復讐を心に誓い、家族を破滅に追い込んだ人物を捜し出そうと、父親を刺した剣の文様だけを手がかりに、両班(貴族)の家に忍び込み盗みを始めるのです。

現場に一本の梅の枝を残すことから「イルジメ」と呼ばれ、権力者を懲らしめる英雄として庶民の間に広まっていく壮大な復讐時代劇ドラマです。

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出演者7人の現在を紹介

イ・ジュンギ／イルジメ(ヨン)

やんちゃで元気な少年のヨンと復讐を誓うイルジメという2つの役を演じていたのは、今では知らない人はいない韓国を代表する俳優イ・ジュンギさんです。

 

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イ・ジュンギさんは2005年の映画「王の男」で歌舞伎の女形という中性的な難しい役を演じきり、2005年、2006年の新人男優賞と人気男優賞にノミネートされ受賞。「イ・ジュンギ旋風」を巻き起こしました。

そこからは日本でも活躍の幅を広げ、ファンミーティングを行うほど一躍有名俳優の仲間入りをしています。

「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」をはじめ「アラン使道伝」などの時代劇や、弁護士や殺人鬼の役など、どんな役でもこなす演技派俳優として数多くの作品に出演してきました。

最近では、ドラマ「アゲイン・マイ・ライフ」に出演し、主人公の熱血検事キム・ヒウ役を演じ同時間帯視聴率1位を獲得しました。人気俳優の底力を見せてくれましたね。

パク・シフ／ピョン・シフ(チャドル)

セドルとタン夫妻の息子(チャドル)から両班のピョン家の次男(ピョン・シフ)として暮らし始めます。義禁府の役人で、ピョン家の人間として認められようとイルジメを追っていました。

義理の妹ウンチェに思いを寄せていますが、ウンチェはイルジメに惹かれていることに気づき躍起となります。
イルジメとウンチェとの間で切ない立場にいるピョン・シフ役を演じたのはパク・シフさんです。

 

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パク・シフさんは2005年にデビューし、2008年の「イルジメ」でシフ役を見事に演じたことで、日本でも多くのファンを虜にしましたね。
同年、「家門の栄光」では主役を演じSBS演技大賞特別賞など多くの賞を受賞しました。

2012年、人気絶頂期に女性関係のトラブルに見舞われ、一時芸能活動を休止していましたが、中国映画「君の香り」で復帰を遂げます。その後、ラグジュアリーブランドモデルとして韓流アジアトップスター賞を受賞し、アジアでのトップスターに登り詰めました。

2020年には「風と雲と雨」に主人公として出演し、「王女の男」以来9年ぶりの時代劇ドラマに出ましたね。
パク・シフさんの韓服姿を楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。

ハン・ヒョジュ／ピョン・ウンチェ

ピョン家の一人娘でしっかり者。弱い立場の人たちを援助するなどしており、イルジメの正義感に共感します。そんなイルジメが幼い頃の初恋相手だとは気づかず、また心を惹かれていきます。誰よりも正義感が強く、聡明な女性ピョン・ウンチェ役を演じたのは、人気女優ハン・ヒョジュさんです。

 

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ハン・ヒョジュさんは、2005年「ノンストップ5」でドラマデビュー。
2006年の「春のワルツ」で初主演し、新人女優がヒロインに抜擢されたことから「シンデレラガール」と呼ばれました。

2010年のドラマ「トンイ」では、努力家で明るいヒロインを演じましたね。最高視聴率33.1％を記録し、ハン・ヒョジュさんの出世作となっています。

近年では、ドラマ「ハピネス」の警察特攻隊のエース、ユン・セボムを演じました。
このドラマは、「W-君と僕の世界-」で共演したパク・ヒョンシクさんと再共演したことでも話題になりましたよね。

2019年にはハリウッドに進出。
2020年には、日本映画「太陽は動かない」で藤原竜也さん、竹内涼真さんと共演を果たしています。これからも世界での活躍が期待できそうですね。

イ・ヨンア／ポンスン

出演者7人の現在を紹介引用元：Twitter

幼い頃に家族を暗殺され、元護衛武士であるコンガルに助けられ共に詐欺師として働いていました。ある日、ヨンに詐欺を仕掛けるも失敗してしまいます。そこから縁がありヨンと行動を共にしますが、ヨンが幼い頃に助けてくれた少年だと気づき心惹かれていくのでした。

ヨンがイルジメと知りながら手助けをしてくれる明るいポンスン役を演じたのはイ・ヨンアさんです。

 

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イ・ヨンアさんは、2003年にバラエティー番組でデビュー。
2005年「黄金のリンゴ」で主人公の幼い頃を演じ脚光を浴びました。多くの賞を受賞するほどの演技派であり、可愛らしいルックスで、中年層から人気を集めています。

2020年に一般男性と結婚し、同年8月に第一子を出産したことでも話題になりましたよね。
その後、2021年には約2年ぶりとなる「天使はウイルス」でスクリーン復帰をしました。

デビューする前から、地元ではファンクラブがあるほど人気だったそうですよ。
路上のスカウトから主演を演じられる女優になるのはすごいですね。

イ・ムンシク／セドル

ヨンの養父であり、タンの息子チャドルも育てた元こそ泥のセドル。ヨンを我が子のように可愛がっていました。ある事件がきっかけで手を切断する刑を免れたかわりに前歯を抜かれてしまったのがチャームポイントです。
そんな、誰にでも平等に愛情を注ぐセドル役を演じたのはイ・ムンシクさんです。

1996年にデビューしましたが、長い間脇役を演じていました。2003年に「チュオクの剣」で泥棒役を演じ、一気に知名度を上げます。2004年には「ビッグ・スゥィンドル！」で詐欺師役を演じ、大韓民国映画大賞で助演男優賞を受賞しました。

2006年「コン・ピルドゥ」で初主演。経験と演技力で見事に演じきりました。2020年に「ノクドゥ伝~花に降る月明かり~」で主人公の武術の師匠ファン将軍役として出演しました。出演者7人の現在を紹介引用元：https://yahoo.co.jp/

イ・ムンシクさんは「チュオクの剣」の泥棒役とゼドルの姿が似ていたため、本当に前歯を抜いたそうですよ。その俳優魂は凄いですよね。
どんな役でもこなせる俳優として視聴者からはとても愛される存在になりましたね。

キム・ソンリョン／タン

タンは、セドルから懇願されギョムを「ヨン」と名付けて育てます。しかし、実の息子のチャドルの事を思いヨンには冷たく当たることも。冷たくも優しいタン役を演じたのは歴代最高のミスコリアと言われる女優キム・ソンリョンさんです。

 

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キム・ソンリョンさんは、1988年にミスコリアに輝き芸能界デビュー。
1991年にはスクリーンデビューを果たし、その後は「美男ですね」「相続者たち」などの有名作品に母親役として出演しています。

現在はグラビア撮影をしたり、ドラマ「キルヒール」でキム・ハヌルさん、イ・ヘヨンさん3人の共演でドラマ中に演技バトルが繰り広げられていることで有名になりました。
冷たい役から優しい役まで何でもこなせる美魔女女優ですね。

チョ・ミンギ／イ・ウォノ

出演者7人の現在を紹介引用元：http://lovejunki-820417.cocolog-nifty.com/blog/cat21698088/index.html

ヨンの亡き父で、タンの初恋の相手でもあるウォノ。権力を使って手段を選ばないというやり方を嫌う性格でした。しかし、隠居生活中に謀反の罪をきせられてしまい暗殺されます。家族を1番に思いやるイ・ウォノ役を演じたのはチョ・ミンギさんです。

1982年に演劇俳優デビュー。1993年以降は、俳優としてドラマや映画などで活躍し、2001年から2015年までは清州大学校の演劇学科で教授、2010年からは日本で写真作家として、幅広い活動を行っていました。

しかし、2018年の3月9日、自宅マンションの地下駐車場で首を吊った状態で発見されます。
自ら命を落とした原因としては、セクハラ行為の疑惑があった事だと言われています。大学も辞職しており、遺書には「すべて私の手落ちであり、私の罪です」と記されていました。

2018年にはドラマ「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」でイ・ジュンギさんとの再共演を果たしたばかりでした。
存在感のある俳優だっただけに、命を落としてしまったのは心苦しいですね。

まとめ

いかがでしたか。
今回は、大ヒットドラマ「一枝梅 イルジメ」に出演していた7人の現在について調べてみました。

イ・ジュンギさん、パク・シフさん、ハン・ヒョジュさんなど、現在でも第一線で活躍している豪華なキャストばかりでしたね。

夢の共演と余韻の残る結末。この機会にぜひ「イルジメ～一枝梅 」をご覧になってはいかがでしょうか。



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