病気と闘っている韓国芸能人8選

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ドラマや映画などで私達に生き生きとした姿を見せてくれる韓国スターですが、中には難病と闘っている芸能人も少なくありません。今回はそんな難病を告白し、病気と闘っている韓国芸能人8人について、各病気の説明や当人の向き合い方についても紹介していきたいと思います。

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病気と闘っている韓国芸能人8選

オム・ジョンファ

最初にご紹介するのは、歌手だけでなく女優としても活躍する「万能エンターテイナー」のオム・ジョンファ さんです。1969年8月17日 堤川市生まれの54歳(2023年現在)

1989年に合唱団へ入団し、1993年、映画「風の吹く日はアックジョンへ行かなくちゃ」でデビュー。
当時は、挑発的でセクシーな美しさを大衆にアピールして注目されました。

また1998年には「ジョンファ頭」と呼ばれるおかっぱ風のヘアスタイルを女性の間で流行させ、音楽だけでなくファッションリーダーとしても注目されます。病気と闘っている韓国芸能人8選引用元:http://kozu127.blog99.fc2.com/blog-entry-556.html

2002年以降は毎年映画やドラマに出演し、2013年の映画「悪魔は誰だ」では、誘拐事件で子供を失った女性を演じ、大鐘賞・主演女優賞を受賞しました。

エキゾチックな美貌と姉御キャラで親しまれていたジョンファ さんでしたが、実は2010年に甲状腺がんを患っていたことを告白しています。

幸い発見が早かったため、すぐに手術を受けて2泊3日の入院で済んだものの、声帯の麻痺のため歌手活動を一時休業するなど、副作用に長年悩まされていたようです。
現在ではすっかり回復して、元気な姿を見せてくれています。

チソン

 

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続いてご紹介するのは、「キルミー・ヒールミー」や「医師ヨハン」などのドラマで知られる俳優のチソンさんです。1977年2月27日 ソウル生まれの46歳(2023年現在)

1999年に、本名のクァク・テグンで「カイスト」でデビューすると、2001年には、ドラマ「華麗なる時代」で主役に大抜擢されます。また2003年「オールイン 運命の愛」に主演イ・ビョンホンさんの親友役で出演し、大いに知名度をあげました。

そして2015年、自身が「人生で一番の作品」と認める、七重人格を演じたドラマ「キルミー・ヒールミー」で圧倒的な演技を披露し、演技大賞を受賞しました。更に2017年、高視聴率を記録したドラマ「被告人」でも二つ目の演技大賞を受賞しています。

その後も、「知ってるワイフ」、「医師ヨハン」、「悪魔判事」、「アダマス」に出演して高い評価を受け続けました。

そんなチソンさんは、先天性の脊椎分離症を患っていることを告白しました。この病気は、脊椎を構成する椎骨がずれるために、腰痛の他、下肢の痛みやしびれも起きるものです。

チソンさんはこの病気について、「歯磨きのときに肩に力が入り痛くなる」とか「腰の一部が崩れたように感じるので、リハビリにも気を遣っている」と打ち明けていますが、闘病中でもイタリア・フィレンツェで開催される、国際マラソン大会に出場するなど、果敢に挑戦する姿が素晴らしいです。

ハン・ジミン

 

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三人目にご紹介するのは、「屋根部屋のプリンス」などで知られる人気女優のハン・ジミンさんです。1982年11月5日 ソウル市生まれの41歳(2023年現在)

小学生の頃から学習誌やファッション雑誌のモデルとして活躍し、CMやミュージックビデオにも出演するなど、女優以外にも幅広く活動しています。

2003年のドラマ「オールイン」でソン・ヘギョさんの子供時代を演じ脚光を浴びると、2007年の時代劇ドラマ「イ・サン」でヒロインを演じ、一躍トップ女優の仲間入りを果たしました。

そして2012年「屋根部屋のプリンス」で披露した流暢な英語が話題を呼び、2018年の主演映画「虐待の証明」で、青龍映画賞・主演女優賞を受賞。

そんなハン・ジミンさんは、2008年にメニエール病を患い、2011年まで芸能活動を休止していたことを告白しています。メニエール病は、激しいめまいや耳鳴りに吐き気などを繰り返す病気で、原因ははっきりしていないものの、疲れ、ストレス、睡眠不足が原因だという説もあるようです。

ハン・ジミンさんは、3年間治療に専念し、2011年の映画「朝鮮名探偵 トリカブトの秘密」から芸能活動を再開。最近では2022年の話題のドラマ「私たちのブルース」に出演しています。

チョン・イル

 

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四人目にご紹介するのは、代表作に時代劇が多く、「時代劇男神」と呼ばれているチョン・イルさんです。1987年9月9日 ソウル市生まれの36歳 (2023年現在)

2006年に映画「静かな世界」で俳優デビューすると、同年、シットコム「思いっきりハイキック」で、主人公で反抗期の高校生を演じブレイクします。更に2009年、時代劇初挑戦となったドラマ「美賊イルジメ伝」で主演を務めると、2010年には、舞台「ビューティフル・サンデー」で演劇に初挑戦しました。

2016年から2018年は兵役で一時芸能活動を中断しますが、2019年に時代劇ドラマ「ヘチ 王座への道」で復帰を果たしました。

そんな爽やかな笑顔がトレードマークのチョン・イルさんですが、実は2013年、26歳の時に脳動脈瘤が見つかっています。

これは頭の血管が膨れ上がり脳出血を起こし死に至る可能性のある深刻な病気で、医者から告げられた時は、ショックで1カ月以上家から出ることができなかったそうです。
また年齢が若いため手術ができず、6カ月に1度検査して様子を見ているとのこと。

今ではチョン・イルさんも、この病気を受け入れて生きる覚悟が出来たようで、自分探しの旅行を大切にしていると語っています。

イ・ジニョク

五人目にご紹介するのは、歌手でダンサーであり、アイドルグループ「UP10TION」の元メンバーのイ・ジニョクさんです。1996年6月8日 ソウル市生まれの27歳(2023年現在)

2015年、「UP10TION」のメンバーとしてデビュー。ポジションはリードラッパーでした。2019年、UP10TIONとしての活動を一時中断し、メンバーのウソクさんと共にサバイバルオーディション番組「PRODUCE X 101」に出演し話題となりました。

2020年には、ドラマ「その男の記憶法」に出演し、俳優デビューも果たしています。

そんなジニョクさんは、2019年8月に先天性の心臓病を患っていると告白しました。
生まれてすぐに心臓弁膜が正常に機能していないことがわかり、手術を受けましたが、この病気のため他の人よりも体力がなく、アイドル生活も容易ではなかったそうです。

治療のため、普段からお酒やカフェイン、たばこを避けており、定期的に病院で検診を受けているそうです。

オーディションの時は、病気であることを明かさず、そんな様子も感じさせない明るい姿が印象的で、彼のそんなポジティブさやストイックさに感服します。
今では心臓がどんどん大きくなり、筋肉が発達して回復してきているそうで、主治医も驚いているとのこと。

ムン・グニョン

 

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六人目にご紹介するのは、「国民の妹」と呼ばれた人気子役出身女優のムン・グニョンさんです。1987年5月6日 クァンジュ広域市生まれの36歳(2023年現在)

1999年に、ドキュメンタリー映画「路上にて」でデビューすると、「秋の童話」や「明成皇后」の出演で「国民の妹」と呼ばれ、人気子役のひとりとして活躍。また2008年のドラマ「風の絵師」では、 史上最年少で演技大賞を受賞しました。

その後、2013年の時代劇ドラマ「火の女神」や2019年のドラマ「君のハートを捕まえろ」などで主演を務めています。

そんなムン・グニョンさんは、2017年に急性コンパートメント症候群を患ったため芸能活動を休止し、何度か手術を受けて完治しています。これは、筋肉や神経組織への血流が減少したときに発生する病気で、骨折や筋肉の激しい打撲などから生じる場合が多く、手術が必要なのだそうです。

闘病後の彼女は、今後は思いのままに生きることを決意し、現在もドラマやSNSを通じて元気な姿を見せてくれています。最近では、2021年ドラマ「記憶の海角(ヘガク)」やドラマ「地獄が呼んでいる」シーズン2に特別出演することが決まっています。

ユ・アイン

 

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七人目にご紹介するのは、俳優業の他にも多数のファッションモデルを務めるなど、活動の幅が多彩なユ・アインさんです。1986年10月6日生まれの37歳(2023年現在)

2003年のドラマ「 Sharp」で一躍注目を浴びると、2006年「俺たちに明日はない」で映画デビュー。また2008年公開の映画「アンティーク」では主役に抜擢されました。

その後も映画やドラマに立て続けに出演し、この時代を生きる多彩な青春の姿を代弁し共感を得ながら、少年から演技派へと成長。そして2015年の映画「王の運命 -歴史を変えた八日間-」で青龍映画賞・主演男優賞を受賞しました。

そんなユ・アインさんは、2015年、兵役の入隊前の検査で骨腫瘍が発見されました。これは、骨や骨と軟骨をつなぐ関節に腫瘍ができる病気で、痛みが発症し運動の妨げになることがあるそうです。

正確な原因は不明とされていますが、2013年の映画撮影中に、右肩の筋肉が破裂する怪我を負ったことが原因だと言われています。骨腫瘍が見つかったことから、2017年6月に事務所からの発表で、兵役免除の診断を受けたことが発表されました。

IU

 

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最後にご紹介するのは、「国民の妹」と称され、絶大な人気を誇る国民的歌姫であり、女優でもあるIUさんです。1993年5月16日生まれの30歳(2023年現在)

2008年、中学3年の時に「IU」のアーティスト名で歌手デビュー。徐々に人気を獲得してTVやラジオに出演し、2011年には青春ドラマ「ドリームハイ」の主要キャストを務めて俳優デビューを果たします。

同年、ドラマ「最高の愛 恋はドゥグンドゥグン」の主題歌を担当して以来、韓国では「国民の妹」あるいは「K-POPクイーン」と呼ばれシンガーソングライターとして活躍。また俳優としても「マイ・ディア・ミスター(2018年)」など数々のドラマに主演しました。

そんなIUさんですが、2022年9月にソウルオリンピック主競技場でコンサートを行った際、1年前から聴力問題を患っていることを告白しています。

これは耳管開放症といい、普段閉じているべき耳管が開いていることで顕れる疾患で、声の響きや呼吸音が耳から聞こえたりするようです。原因は、副鼻腔炎のようなアレルギー疾患や過度な体重減少、不安やストレスなどによって発症するとされています。

IUさんはコンサートの時、「来年公演するときは治るだろうと楽天的な気持ちで過ごしている」と自らを励まして語っていました。そして見事にステージを乗り切りました。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、難病があることを告白した韓国スター8名をご紹介いたしました。

聞いたこともないような難病を抱える俳優さんが、闘病をしながらファンを感動させるようなパフォーマンスをする姿を見ると、勇気づけられます。



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