人生を楽しく過ごすためには健康が第一ですよね、しかし、しっかり管理していても病魔は突如襲ってきます。
また芸能人という立場にあると、世間に自分のプライバシーに関わることを発表することは気が重いという方もいるでしょう。
今回は、闘病していることを公表した韓国芸能人5人の現在をご紹介します。
では早速、自ら闘病していることを公表した芸能人の現在と病名について詳しくご紹介していきましょう。
1人目は、キム・ミンジョンさんです。
キム・ミンジョンさんは1990年、当時8歳で子役としてドラマデビューし、お茶の間から愛されてきました。
2002年ドラマ「ライバル」で初の悪役に挑戦したことで、SBS演技大賞でニュースター賞を受賞。子役のイメージから大人の女優に一新しました。
子役は大人になると大成しないというジンクスがある中で、見事にそれを打ち破りましたよね。
キム・ミンジョンさんの病気が発症したのは、2009年ドラマ「ヒーロー」の出演が決まった時でした。
このドラマでイ・ジュンギさんと共演することになっており、ヒロインのチュ・ジェイン役として出演する予定でしたが、やむを得ず降板することになりました。
病名は「石灰沈着性腱板炎」で、肩の骨に着く深層部の筋肉の間に石灰(カルシウムの結晶)が溜まってしまう病気で、症状としては、肩関節のズキズキとした強い痛みから始まり、関節が動かすことが出来なくなります。
キム・ミンジョンさんは2009年4月に撮影が行われたドラマ「ストライク・ラブ」で負った怪我を放置し、「ヒーロー」の撮影前のアクションの訓練を行ったことで悪化してしまったようです。
そこからはまともに右腕が使えない状態になってしまいました。
しかし、2010年5月には所属事務所から完治したことが発表され、芸能活動も復帰しました。
現在も女優活動を続けており、2021年ドラマ「悪魔判事」で
チソンさんが演じる主人公カン・ヨハンのライバル関係にある財団の理事長チョン・ソナ役を演じています。
これからも、元気な姿で女優活動を続けてほしいですね。
2人目は、パク・ファニさんです。
パク・ファニさんは高校卒業後から通販サイトのモデル活動をしていました。
当時、倒産危機にあったファッションサイトがパク・ファニさんをモデル活用したことで起死回生したなどのエピソードも多いのだとか。
その後は大手ショッピングモールの専属モデルとしてスカウトされ、モデル名ハニーとして活動。
2016年ドラマ「太陽の末裔」で
救急室の看護師チェ・ミンジ役として出演し、本格的に女優活動を始めました。
2017年ドラマ「王は愛する」で初の時代劇に挑戦し、イム・シワンさん演じるワン・ウォンを慕うワン・ダン役を演じ、
美しすぎるパク・ファ二さんに注目が集まりました。
プライベートでは、2011年には結婚して男児を出産しましたが、2012年には性格の不一致で離婚しています。
そんなパク・ファ二さんは、2019年にSNSで線維筋痛症であることを公表。
そこには「難病と言われる線維筋痛症の完治を夢見て新年から運動することを決心した」という文も添えてありました。
線維筋痛症になってしまう原因は未だに不明で、症状としては3ヶ月以上の長期にわたり身体の広い範囲で痛みがあります。
また、身体の強いこわばりと一緒に激しい疲労感、不眠、頭痛やうつ気分、物忘れなどの色々な症状を発症します。
現在、連続ドラマには出演はしていませんが、2021年ドラマ「智異山」の特別枠で出演しました。
最近はSNSで愛犬と運動している姿を定期的にあげています。
難しい病気ではありますが、無理をせずにまた元気な姿を見せてほしいですね。
3人目は、シン・ドンウクさんです。
シン・ドンウクさんは、2003年にKBSタレントとしてデビューし、2004年ドラマ「知ることになるさ」でチェ・イルドゥ役として出演。本格的に俳優として活動を始めました。
2006年ドラマ「ソウルメイト」で主演、
同年ドラマ「雲の階段」でも主人公のジョンス役として出演したことで注目を集め、
スタイルの良さと高い演技力で多くのファンを獲得しました。
2010年に兵役のため入隊しましたが、複合性局所疼痛症候群(CRPS)を発症した事により翌年の2011年に除隊となります。
複合性局所疼痛症候群とは、何らかの原因で末梢神経や中枢神経が損傷、障害された事によって生じる疼痛です。症状としては、焼けるような痛みやうずくような痛み、感覚の鈍さや関節の動かしにくさ、皮膚のむくみなどたくさんの症状があります。
また、怪我の傷が治った場所に痛みが続くことがあるようです。
痛みが激しく6年以上活動をしていませんでしたが、
2017年ドラマ「番人!〜もう一度、キミを守る〜」で復帰しました。
最近では、2022年ドラマ「私たちは今日から」で
主要キャストのガンジェ役として出演しています。
2016年の番組で闘病中の姿を公開したシン・ドンウクさんの姿に多くの人が胸を打たれました。
この病気は、女性が発症することが多いと言われていますがシン・ドンウクさんが公表することで同じ病気で悩む人達に勇気を与えたことでしょう。
これからもシン・ドンウクさんの活躍する姿を見守っていきたいですね。
4人目は、パク・ソダムさんです。パク・ソダムさんは、2013年短編映画「多くもなく少なくもなく」でデビュー。
2015年映画「プリースト 悪魔を葬る者」で
悪魔に取り憑かれた女子高生ヨンシン役として出演。役作りのため丸坊主にし、迫真の演技を披露しました。
この作品で「今年の女性映画人賞」で新人演技賞、
「第52回百想芸術大賞」で女性新人賞を含む8個の賞を受賞し、一躍有名女優の仲間入りをしました。
2016年ドラマ「シンデレラと4人の騎士」ではタフなヒロイン、ウン・ハウォン役を演じました。
わがままな御曹司との同居のストーリーにはキュンキュンしましたよね。
その後も多くの映画やドラマに出演しましたが、特にパク・ソダムさんの魅力に溺れた人が続出した作品は、2020年映画「パラサイト 半地下の家族」ではないでしょうか。
第92回アカデミー賞で作品賞を含む6部門を受賞、ノミネートした作品で、ソン・ガンホさん演じるギテクの長女ギジョン役を演じました。
ギジョンは家庭教師として言葉巧みに人の懐に入り込みます。
先生として振る舞う姿とタバコを吸う姿のギャップに圧倒されましたよね。
そんな実力派のパク・ソダムさんは2021年12月に甲状腺乳頭がんと診断され、手術をしたとの報道がありました。
甲状腺乳頭がんは、甲状腺がんの中では一般的なタイプです。
症状としては、首の前側にある痛みのないしこりや腫れ、数週間経っても治らない声のかすれ、よくならない喉の痛みなどもあるようです。
現在は、復帰しており2022年5月6日に開催された第58回百想芸術大賞で約5ヶ月ぶりに公の場に元気な姿を見せてくれました。
これからもパク・ソダムさんの素敵な演技に期待したいですね。
最後は、キム・ウビンさんです。
キム・ウビンさんは、2008年からモデル活動を開始し、2011年ドラマ「ホワイトクリスマス」で本格的に俳優デビューしました。
2013年ドラマ「相続者たち」で
学校の王者に降臨するホテルゼウスの相続者ヨンド役を演じたことで、一躍人気俳優の仲間入りを果たしました。
2015年には女優のシン・ミナさんとの交際を認め、ファンにラブラブな姿を見せてくれていますね。
2017年5月、キム・ウビンさんは映画「盗聴」にキャスティングされており準備中でした。
そんな中、喉が腫れたり鼻血が頻繁に出るなどの複数の症状が現れた為、精密検査を受けたところ上咽頭がんと診断され、治療に専念するために活動を休止すると発表しました。
上咽頭がんは、ウィルスが原因で発症することが多く、発見時に見られる症状としては頸部(首の前側)リンパ節に転移したことによる首のしこりです。
初期症状としては、耳が詰まった感じ、難聴、耳鳴り、繰り返す鼻血などがあるようです。
キム・ウビンさんは初期症状だった為、完治率は高い方だと考えられますが、難しい病気には変わりないですよね。
現在では、シン・ミナさんと同じ事務所に所属し、2022年「私たちのブルース」で6年ぶりにドラマ復帰をしました。
この作品は出演しているキャストも豪華で、イ・ビョンホンさん、イ・ジョンウンさん、恋人のシン・ミナさんも出演し多くの注目を浴びました。
復帰したキム・ウビンさんのこれからの活躍を見守りたいですね。
もしかしたら、闘病中に支えてくれたシン・ミナさんとの嬉しい報告があるかもしれませんね。
いかがでしたか。今回は、闘病していることを公表した韓国芸能人5人の現在をご紹介しました。
病気の種類は様々です。
辛い病気と闘いながら一生懸命に生きる姿は本当にすごいですよね。
これからも勇気をもって闘病を公表した彼らを応援していきたいですね。