近年、さらに勢いを増し続けている坂道グループ三姉妹「乃木坂46」「櫻坂46」「日向坂46」。
かつては生駒里奈さんや平手友梨奈さん達がセンターとして活躍していましたよね。
センターはグループの顔として活動していきますが、たとえセンターやフロントではなくても彼女達は自分のポジションとしての役割を全うしています。
初期から目立った位置に配置され続けるメンバーもたくさんいますが、突如として序列が変わることも多く「なぜ推しメンが後ろの方に下がったのか?」と疑問に思うこともあるでしょう。
そこで今回は、運営に推されていたのに序列が下がってしまったメンバーを6名ご紹介します!
まず最初にご紹介するのは星野みなみさんです。
星野さんは乃木坂46の1期生メンバーで、グループの初期の活動を支えていたメンバーの1人でした。
星野さんは主に1列目に配置されることが多く、1stシングル「ぐるぐるカーテン」ではフロントに選ばれ、生田絵梨花さん、生駒里奈さん、星野さんのフロント3名を概して「生生星いくいほし」として御三家扱いされることもあるくらいの将来性のあるメンバーでした。
デビュー当時、星野さんは中学1年生とグループの中では最年少組で、初めてソロCMを務めるなど乃木坂46の期待の星でした。
しかし、2013年の7枚目シングル「バレッタ」でアンダーメンバーに落ちてしまったのです。
当時星野さんは反抗期ということもあって、大人にタメ口で話していたり、わがままだったことがありました。
また、「自分が消極的だった」と言っていたため、それらが序列を下げてしまった理由の可能性があります。
それでもその後は順調に選抜に入っていました。
しかし、御三家と言われたほどの結果を残せずに福神の回数は減り、2・3列目のポジションにされることが増えていきます。
2021年には文春で彼氏と思われる男性との手つなぎデート写真が流出してしまったことにより、ファンからも非難の声が寄せられました。
3期生や4期生の1人1人が活躍し始めた頃なので、星野さんはそのまま卒業という形になってしまいました。
全体的には右肩下がりの結果になってしまい、星野さん自身も悔しかったでしょう。
卒業後は芸能界に残らないことを決めた星野さん。
安定した日常を送ってくれると嬉しいですね。
続いては中田花奈さんです。
中田さんも乃木坂46の1期生メンバーで、独自の魅力的な表現力が人気です。そんな中田さん、「超初期が1番の全盛期だった」と自虐するくらい序列が下がってしまったメンバーの1人なんです。
2ndシングル「おいでシャンプー」では初めてフロントを務めています。この曲ではファンの方々が作り出した中田さん専用コールもあるくらいの人気でした。しかし4thシングル「制服のマネキン」では選抜落ち。いいポジションに選ばれていた時期でしたので本人も相当悔しかったようですね。
それからアンダーとして経験を積み、2回選抜に選ばれましたが、6枚目シングル「ガールズルール」以降、17枚目シングル「インフルエンサー」まで選抜になることは1度もありませんでした。
しかしながら、久しぶりに選ばれた17枚目シングルは言わずとも有名な曲になりましたよね。
ファンの中では「インフルエンサーの裏センターは圧倒的に中田花奈」「ファンじゃなくても彼女の表情を見たら惚れる」などと称賛の声が上がっています。
現在は乃木坂46を卒業しプロ雀士として活躍しています。
自分の決めた将来に向かって突っ走っていってほしいですね!
続いてご紹介するのは守屋茜さんです。
守屋さんは櫻坂46(元欅坂46)の1期生メンバーで、途中まで副キャプテンを務め、負けず嫌いなキャラクターで活躍していました。
欅坂46では副キャプテンに就任しポジションも2列目中央の位置が多く、3rdシングル「二人セゾン」ではフロントも経験しています。
しかし、欅坂46から櫻坂46へと改名した1年後に副キャプテンを降ろされたことや、櫻エイトのメンバーにも選ばれないということが重なり、注目されなくなってしまいました。そんな状況にファンの間では、「守屋さんが卒業するのではないか」との不安が広がる事態に発展してしまいました。
実際に守屋さんが卒業を考えたのは改名のタイミングだったので、彼女にとって櫻坂46としての生活は卒業への準備期間になっていたのかもしれません。本人も欅坂46が活動を休止した時点で自分のやるべきことをやり切ったと語っています。
欅坂46の頃は率先してバラエティに参加する活発な存在で、当時のグループにとって欠かせない存在であったのですが、櫻坂46では目立たない存在になってしまいましたね。
今は事務所を移籍し舞台などで活躍し続けています。
個人としての活動も頑張ってほしいですね!
続いてご紹介するのは渡辺梨加さんです。
渡辺さんも櫻坂46の1期生のメンバーで、人前で喋るのが苦手ながらも努力を欠かさない努力家のメンバーでした。
1stシングル「サイレントマジョリティー」、2ndシングル「世界には愛しかない」では見事にフロントを務めました。
ドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか?」では犯人役を任され、本番では涙するシーンを熱演。実際の渡辺さんとのギャップが大きな話題となりました。
しかし2ndシングル以降フロントを務めることはありませんでした。
元々ダンスが苦手だった渡辺さん、欅坂46のダンスが激しくなったり表現力を必要とするようになって苦戦するようになりました。
一時期は冠番組のトークですら話を振られても上手く返せず、だんまりが続くようになり運営からも期待されなくなってしまったようです。
しかし櫻坂46になって卒業前最後のシングル「流れ弾」では見事櫻エイトに選ばれました。
激しい楽曲でしたが、テレビ番組に出る度に「だんだん上手くなってる」「頑張ってるんだな」と渡辺さんの努力がファンに認められたようで、有終の美を飾ることが出来ました!
続いてご紹介するのは土生瑞穂さんです。
土生さんは現在も櫻坂46に所属しており、数少ない1期メンバーです。
そんな彼女も一時期は序列が上がったり下がったりしていました。
1st〜4thシングルでは2、3列目の位置が多く、あまりパッとしたイメージがない状態にありました。
序列が上がっていったのは5thシングル「風に吹かれても」の時期で、3枚連続でフロントメンバーに選抜されています。
土生さんは長い髪の毛をだんだんと短くしていきイメージチェンジを果たしつつ、人見知り気味だった性格がオープンになっていったのもこの時期です。
しかし8枚目シングル「黒い羊」からはまた3列目固定となってしまいます。
土生さんも「3列目になったのが悔しい」と自身の未熟さを語っていました。櫻坂46に改名してからも3列目の位置が多かったのですが、3rdシングル「流れ弾」で初の櫻エイト入りを果たします。
しかし、2期生メンバーの個性が出てきた現在、土生さんの不思議な性格も埋もれてきてしまいました。
これからは3列目真ん中という位置が固定になりそうですね。身長が高いことを活かしてポジションの幹になれるように頑張ってほしいです!
最後にご紹介するのは渡邉美穂さんです。
渡邉さんは日向坂46の2期生メンバーで、2期生では初の卒業生になりましたが、アイドルとしての活動を真面目に全うしました。
そんな渡邉さんは日向坂46に改名してからほぼ2列目の定位置にいることが増え、最終的に「僕なんか」では3列目の真ん中に位置し、幕を閉じました。
そこで、けやき坂46時代に遡ってみたところ、彼女が運営に押されていたことがよく分かります。
渡邉さんは全シングルにおいてフロントを務めており、小坂奈緒さんに次ぐ人気メンバーの1人でした。
所属後すぐにドラマ「Re:mind」に出演。2期生で唯一役者に抜擢されました。
さらには強豪校バスケットボール部のキャプテンを務めていたこともあり、運動キャラに定着。番組でも爪痕を残し、大きな即戦力となっていました。
そんな渡邊さんの序列が下がってしまった理由は、他の2期生メンバーが力を上げてきたのではないかと言われています。特に2期生は、ぶりっ子や天真爛漫キャラなど個性的なメンバーが多く、小坂さん以外でセンターを務めるメンバーも出てきました。
渡邉さんの演技には定評があるので、卒業してからも役者として活躍し続けてほしいですね!
いかがでしたでしょうか。
今回は運営に推されていたのに序列が下がってしまったメンバーを6人ご紹介しました。
アイドルにとって表題曲のポジションというのは、これからのアイドル活動に重大な影響を及ぼすもので、それによって自身の価値が変わってしまう、厳しい世界なのです。
悔しさをバネに頑張っている彼女たちをいつまでも応援していきたいですね。