ソ・イェジさんの代表作といえば、日本でも人気となったドラマ「サイコだけど大丈夫」が有名ですが、実はデビューの翌年にはメインキャストに抜擢されていた売れっ子女優です。
しかし、「愛の不時着」と共に「サイコでも大丈夫」がNetflixの世界ランキング1位を獲得し、ソ・イェジさんに対する注目度が高まるにつれ、彼女に対する報道が加熱化していきます。
その結果、ソ・イェジさんは活動休止に追い込まれるのですが、今回はその理由と現在のソ・イェジさんの状況について紹介していこうと思います！
ソ・イェジはどんな人？
ソ・イェジさんは1990年4月6日生まれ、2013年デビューの女優です。
ジャーナリズムを学ぶためスペインへ留学していましたが、韓国に一時帰国している時にスカウトされ芸能界入りします。
デビュードラマ「じゃがいも星 2013QR3」でも流暢なスペイン語を披露し、翌年のドラマ「夜警日誌」ではメインキャストの1人に抜擢されすぐに注目されることとなります。
その後も、映画「王の運命 -歴史を変えた八日間-」「キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち」ドラマ「パパはスーパースター！？」と、映画やドラマに立て続けに出演していきます。
そして、注目の若手俳優やアイドルが出演したドラマ「ファンタスティック・クラブ」や「花郎〈ファラン〉」「君を守りたい〜SAVE ME〜」などにも出演し人気を確立します。
さらに、身長は169cmで体重43kg、ウエスト22インチ（約55.9㌢）という美しいスタイルを活かしてのグラビアなども注目を集め、ドラマで見せる姿とは180度異なるセクシーさも披露し話題となりました。
そして、イ・ジュンギさんと共演したドラマ「無法弁護士〜最高のパートナー」を挟んで、2020年放送のドラマ「サイコだけど大丈夫」で日本のみならず世界でも知られる女優となります。
最初は、キム・スヒョンさんの除隊後復帰作として注目された作品でしたが、ストーリーの良質さとヒロイン役のソ・イェジさんのエレガントなドレス姿、そしてソ・イェジさんの“極細なウエスト”に注目が集まり、一気に大ブレイクすることとなったのです！
以降も、主演映画「君だけが知らない」の公開も決まり、ソ・イェジさんがこれまで以上に活躍することが期待されていたのですが、映画公開前にして熱愛説や元恋人への束縛説、過去のいじめ疑惑やパワハラ疑惑といったスキャンダルが次々と浮上し、ソ・イェジさんは一気に窮地に追い込まれることになります。
出演作品
ここでは数多くのソ・イェジさん出演作品の中からほんの一部だけピックアップしてご紹介していきます。
サイコだけど大丈夫
2020年の韓国ドラマを代表する作品の一つであり、日本でもソ・イェジさんが広く知られるきっかけとなった作品です。
精神病院の保護士役のキム・スヒョンさんと、生まれつき愛を知らない童話作家役のソ・イェジさんが、関係を深めていく中で互いの心を癒やし愛を知るようになるという童話的なヒーリングラブストーリーです。
二人の再生と愛のドラマだけでなく、オ・ジョンセさん演じる自閉症の兄と弟役のキム・スヒョンさんとの兄弟の絆を描いた感動のドラマでもあります。
そして、わがまま放題の作家と、子供の頃から面倒を見続ける兄役との間に挟まれ苦悩する主人公、という3人のやり取りが魅力の作品でもあります。
このドラマにはキム・スヒョンさんとソ・イェジさんの同級生役として、ブレイク直前のパク・ギュヨンさんも出演しており、のちに「セレブリティ」で大ブレイクすることとなります！
無法弁護士～最高のパートナー
「サイコだけど大丈夫」の前にソ・イェジさんが出演した2018年のドラマ。
イ・ジュンギさんが無法者の弁護士役を演じ、ソ・イェジさんは正義感の強い弁護士としてコンビを組む弁護士ものであり、法廷劇、バディ要素、アクション、復讐、心理戦、ロマンスなどが入り混じったエンタメ作品になっています。
久々に生まれ故郷に帰って来るも、信頼していた相手が実は悪人だった事がわかり、敵対していた相手に共通の敵ができると協力関係になるといった先読みの出来ない展開が面白く、法律を悪用する悪人たちを倒すためにアウトロー弁護士が活躍するというダークヒーロー的な作品でもあります。
花郎〈ファラン〉
パク・ソジンさん主演、パク・ヒョンシクさん、SHINeeミンホさん、BTSのVさん共演による2016年のロマンス時代劇。
豪華若手イケメン俳優たちとアラさん、ソ・イェジさん、イ・ダインさんといった女優さんたちとのロマンスが見どころの作品であり、花郎の成長と友情を描いた青春ドラマです。
新羅時代という舞台設定も新鮮ですし、良い意味で時代劇らしくないラブコメ要素も魅力的です。本作でのソ・イェジさんはヒロインではないものの、命令に逆らえず危ないことをやらかす冷酷な女性であるものの、徐々に主人公に惹かれていくというキャラクターです。
悪女的なのに可哀想な背景もあるというのは「サイコだけど大丈夫」の役と近いところもあり、ソ・イェジさんにはぴったりな役柄だったと思います。ソ・イェジさんの認知度を広めた作品としても重要ですね！
活動休止になった理由
デビュー後すぐに引っ張りだこになり、2020年の「サイコだけど大丈夫」で大ブレイクしたソ・イェジさんですが、2021年にキム・ジョンヒョンさんの元恋人がソ・イェジさんだったという報道が出たことをきっかけに、ソ・イェジさんに関する様々な疑惑が浮上してきます。
ちなみにキム・ジョンヒョンさんは、「愛の不時着」や「哲仁王后〜俺がクイーン!?」などの人気ドラマに出演する俳優さんです。
そんな、キム・ジョンヒョンさんが2018年のドラマ「時間」から突然降板した理由がソ・イェジさんのせいだとの報道がされ、当時交際していたとされるソ・イェジさんの要望により台本を変えドラマからも降板したというのです。
これに関してソ・イェジさんは何のコメントも出していませんでしたが、その後も中学生時代のいじめ疑惑や、キム・ジョンヒョンさんに対するガスライティング（被害者に些細な嫌がらせを行ったり、わざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑うよう仕向ける手法）疑惑まで浮上します。
これは、ソ・イェジさんとキム・ジョンヒョンさんのプライベートの会話が流出し、それが誤解を生んだとソ・イェジさんの事務所はコメントを出しました。
ソ・イェジさんの学歴詐称に関する疑惑に関しても、スペインの大学への入学準備をしている際にスカウトを受けたために大学へは通えなくなっただけであり、過去のいじめについては事実ではないと答えています。
この他にも有名プロデューサーと密接な関係にあるという虚偽事実の流布や、スタッフに対するパワハラ疑惑に関してもソ・イェジさんをかばう書き込みが登場しますが、ネットユーザーはパワハラを事実と信じ、否定コメントに対しての反応は冷ややかというものでした。
このようなソ・イェジさんに対する疑惑が拡大していったことで、ソ・イェジさんと広告契約をしていた企業からは契約解除とモデル料返還を要求され、広告も中断となったそうです。
企業側は所属事務所の対応などが契約違反だと主張し、違約金および損害賠償額12億7500万ウォン（約1億5000万円）を請求しましたが、裁判所はモデル料4億5000万ウォン（約5300万円）の半分である2億2500万ウォンを返すことを命じました。
このような疑惑により約1年間休業を余儀なくされたソ・イェジさんですが、2022年のドラマ「イブの罠」で復帰します。
現在は？
ソ・イェジさんはドラマ「イブの罠」を通じて、騒動から約1年ぶりにドラマに復帰しましたが、騒動の最中に公開された映画「君だけが知らない」の試写会には参加できず、出演予定だったドラマ「アイランド」からも降板し、4年間所属した事務所との専属契約も2023年11月30日付で終了したようです。
契約解除騒動の間にも、ソ・イェジさんと同居するご両親とご近所さんとのトラブルや、航空券の無断購入や嘘のインタビューといった疑惑なども関係者によって暴露されるなど、ソ・イェジさんの周辺の騒動はしばらく収まりそうもありません。
ちなみに、「イブの罠」以降のソ・イェジさんの活動は休止状態であり、2023年12月時点ではまだソ・イェジさんは無所属となっているようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
現時点でソ・イェジさんの代わりが出来る女優さんは居ないと思うので、未だにソ・イェジさんが活動休止状態というのは残念でなりません。
しかも、キム・ジョンヒョンさんと付き合っていたのが事実としても、ここぞとばかりに次々と疑惑が浮上し、さも事実かのように報道されるのは本当に恐ろしいですよね。
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