女子禁制の名門校・成均館に入学したヒロインと、イケメン同級生3人が繰り広げる恋と友情の胸キュンストーリー「トキメキ☆成均館スキャンダル」。
寄宿舎生活による甘酸っぱく不器用な恋物語が視聴者の胸を鷲掴みにし、韓国では「成均館病」などといった造語が流行するほどの社会現象となりました。
今回は、「トキメキ☆成均館スキャンダル」に出演していた7人の現在についてご紹介します。
「トキメキ☆成均館スキャンダル」はどんなドラマ？
父を亡くし、母と病気の弟の面倒をみるため、男装して科挙試験の代筆でお金を稼ごうと決心するキム・ユニ。
試験当日、ユニは代筆の依頼人と間違え、イ・ソンジュンに声をかけてしまいます。
不正が大嫌いなソンジュンに「母と弟のためだから見逃してくれ」と懇願するユニ。
ソンジュンはユニのことは話さず大事を逃れます。
ソンジュンはユニの聡明さを見抜き、「50両あげるから科挙試験を受けに来い」と言います。
迷ったユニでしたが、弟ユンシクの名前で科挙試験を受けることを決意したのでした。
しかし正祖に答案の理由を問われたユニは、代理試験の件を告白すると、ソンジュンは「聡明なユニ（ユンシク）の頭を使わないのはこの国の損失だと考えこの場に呼んだ」と言います。
激怒する正祖でしたが、2人に成均館に入学して寄宿舎生活をするという処罰を下したのです。
こうしてユニの男としての生活が始まってしまうのです。
ユニとソンジュンは、ルームメイト達と出会い様々な試練を乗り越えていきます。
徐々に理解し合い、お互いの魅力に引き寄せられた2人の恋の行方はどうなるのでしょうか。
「トキメキ☆成均館スキャンダル」に出演していた7人の現在
では早速、大ヒット作品に出演していた７人の現在を見ていきましょう。
ユチョン/イ・ソンジュン
はじめにご紹介するのは、権力を持つ老論名門家の1人っ子で、ルックスと家柄も良く勉強も運動もできる完璧なイ・ソンジュンを演じたユチョンさんです。
ユチョンさんは2003年にSMエンターテイメントに所属し、1年5ヶ月と短い練習期間で2004年に5人組アイドルグループ東方神起のメンバーとしてデビューして日本でも人気を博しました。
2009年7月、メンバーであったジェジュンさん、ジュンスさんと共に当時の所属事務所との契約内容が不当だと裁判所に申し立てをし、東方神起を脱退した3人で「JYJ」として再出発をします。
2010年に初主演した「トキメキ☆成均館スキャンダル」で好評を得て、「屋根裏のプリンス」など数多くのドラマに出演してきました。
ユチョンさんは、歌手と俳優として活躍していた2016年に性的暴行の疑いで訴えられて以降、数年に渡って法廷闘争状態が続いています。
2019年に麻薬の使用容疑により逮捕され、所属事務所は「これ以上の信頼回復は見込めないとし、専属契約の解約を決めた」と発表しました。
その後テレビには全く出なくなってしまいましたが、2020年1月にタイでファンミーティングを開催し、3月10日に公式Instagramのアカウントを開設しました。
写真集の発売を発表するなどグローバルな活動をし再スタートしています。
騒動から約5年後、芸能界を引退したかと思われたユチョンさんは、映画で復帰すると報道されました。
ユチョンさんの才能は認めているものの、世間は厳しい反応をみせるかもしれませんね。
パク・ミニョン/キム・ユニ
次にご紹介するのは、聡明で賢く強い根性の持ち主のキム・ユミを演じたパク・ミニョンさんです。
2005年にCM出演で芸能界入り、1年後にはMBCドラマ「思いっきりハイキック！」に出演し
女優デビューを果たしました。
2014年にリーガルドラマ 「弁護士の資格」に出演し、
同年にはチ・チャンウクさんが主演を務めた「ヒーラー ～最高の恋人～」で過去に何かを抱える記者役を演じました。
「ヒーラー」は中国での人気が高く、国境を超えて認知度があがりましたよね。
また近年では、「キム秘書はいったい、なぜ？」や「月水金火木土」などで愛らしいラブコメ演技を披露し話題になりましたよね。
完璧な演技力と美貌を兼ね備えたパク・ミニョンさんは、よく笑い、親しみやすいと評判で「共演者キラー」と呼ばれることも。
メイキング映像では可愛らしく無邪気な姿も垣間見えますよね。
これからも魅力的なパク・ミニョンさんを応援していきたいですね。
ソン・ジュンギ/ク・ヨンハ
3人目にご紹介するのは、ク・ヨンハを演じたソン・ジュンギさんです。酒好きで女好きのプレイボーイ役が印象的でしたよね。
2008年に映画「霜花店 運命、その愛」で映画デビューをし、その後いくつかのドラマに出演し、
「トキメキ☆成均館スキャンダル」の主要キャストに抜擢され人気を博します。
2012年には、ドラマ「優しい男」、映画「私のオオカミ少年」に出演してブレイクを果たし、2013年陸軍に入隊します。
復帰後初の作品である「太陽の末裔」では
ソン・ヘギョさんと共に2016年KBS演技大賞を受賞しました。
プライベートでは、2017年10月31日に「太陽の末裔」で共演したソン・ヘギョさんと結婚をしましたが、性格の不一致で2年を待たずして離婚してしまいました。
離婚後の疲れ切った顔が心配されましたが、2021年にNetflixで配信された「ヴィンツェンツォ」ではイタリア系韓国人の弁護士を見事に演じきり、俳優としての魅力を見せつけました。
次はどのような役で魅了してくれるでしょうか。期待したいですね。
ユ・アイン/ムン・ジェシン
4人目にご紹介するのは、「コロ」のニックネームを持つムン・ジェシンを演じたユ・アインさんです。
心優しく純情な姿が可愛らしかったですよね。
ユ・アインさんは、2006年「俺たちに明日はない」で映画デビューを果たしました。
その後も映画やドラマに立て続けに出演し、「トキメキ☆成均館スキャンダル」では、ジェシンにハマる「コロ病」と呼ばれる視聴者が続出するほど人気を得ました。
また、俳優業の他にも多数のファッション誌でモデルを務めるなど、活動の幅は広がっていきました。
2015年の映画『王の運命 -歴史を変えた八日間-』で青龍映画賞の主演男優賞を受賞しました。
近年ではNetflix「地獄が呼んでいる」など様々な役を演じ、大人の演技派俳優としての評価を得ています。
役作りのためにイケメンのイメージを封印して体重を増量するなど、俳優としてまっすぐな姿をこれからも応援したいですね。
ソ・ヒョリム/ハ・ヒョウン
5人目にご紹介するのは、ソ・ヒョリムさんです。気品と美貌を兼ね備えた姿が印象的でしたよね。
ソ・ヒョリムさんは、人気ドラマで重要な役をこなす実力派女優です。
人気音楽番組「ミュージックバンク」のMCや、
「FTISLAND」のMV出演など多岐に渡り活動するマルチタレントでもあります。
2013年には「主君の太陽」に出演し、
2016年には「野獣の美女コンシム」に出演するなど現在でも多くのドラマに出演しています。
2018年には「キム秘書はいったい、なぜ？」でパク・ユシクの元妻役として出演していましたね。
プライベートでは、2019年10月23日に女優キム・スミさんの息子チョン・ミョンホさんと結婚し、翌年に女児を出産しました。
SNSでは、家族の仲睦まじい姿も公開されていますよ。
チョン・テス/ハ・インス
6人目にご紹介するのは、ハ・インス役を演じた、チョン・テスさんです。
ソンジュンをライバル視する傲慢な性格を演じていましたよね。
チョン・テスさんは「成均館☆スキャンダル」のハ・インス役でとても注目を浴びました。
整った顔立ちからか、他のドラマでも影のある役を演じていることが多かったですよね。
女優ハ・ジウォンさんの弟として知られているチョン・テスさん。
2018年1月21日に、34歳の若さで自らこの世を去りました。
チョン・テスさんは優れたルックスとカリスマ性溢れる演技で人気を得ていましたが、「ハ・ジウォンの弟」というレッテルを外すことは簡単なことではありませんでした。
うつ病を発症していたチョン・テスさんは、これに対する心理的なプレッシャーを感じていたのではと報道されています。
チョン・テスさんの死亡にネットユーザーの哀悼が続き、同僚たちもSNSを通じて哀悼の意を示しました。
最愛の弟を亡くしたハ・ジウォンさんは、天国にいるチョン・テスさんの分まで女優として活躍しています。
これからも見守っていきたいですね。
キム・ミンソ/チョリン
最後にご紹介するのは、ユミに片思いしてしまう妓生のチョリン役を演じたキム・ミンソさんです。
1999年、15歳の若さで女性3人組ヒップホップグループ「ミント」のメンバーとして歌手デビューを試みましたが、大学入学を目指していたことや所属事務所の状況が悪くなったことが影響して、10ヶ月ほど活動して解散となりました。
それから長い空白期を経て2008年ドラマ「愛してる」で俳優デビューをしました。
その後、演技の評価を得て多くのドラマに出演し、女優として注目を浴びます。
プライベートでは2018年5月17日に結婚を発表されましたね。
お相手は同い年の一般男性で、知人の紹介で出会った2人は1年ほど交際しゴールインしました。
これまで熱愛報道が1回もない中、突然の結婚発表となり話題になりましたよね。
キム・ミンソさんは自身の仕事を休止し、しばらくの間アメリカにて生活する予定です。
いつかまた女優として活躍してくれると嬉しいですね。
まとめ
いかがでしたか。
今回は「トキメキ☆成均館スキャンダル」に出演していた俳優７人の現在をご紹介しました。
「トキメキ☆成均館スキャンダル」の出演でブレイクし、現在も第一線で活躍している方ばかりでしたね。
初々しい彼らの作品をもう1度見直してみるのもいいかもしれませんね。
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