韓国のみならず、日本でも放送されると同時に大ヒットとなった韓国時代劇ドラマ「六龍が飛ぶ」。主人公イ・バンウォンを演じたユ・アインさんは日本でも人気に火がつきました。
現在も映画やドラマだけではなく、モデルとしても活躍していますよね。
今回は、ユ・アインさんの気になる歴代の彼女や出演作、病気の現状などについてまとめてご紹介します。
ユ・アインはどんな人?
ユ・アインさんは1986年10月6日生まれで2022年12月現在36歳です。
高校1年生の時に路上でスカウトされ芸能界に入りました。
2003年にドラマ「四捨五入」でデビュー。
そしてその後、韓国ドラマ「Sharp」でコ・アラさんの恋人アインを演じ、注目を集めました。
2006年には映画デビューし、2008年には、日本の人気漫画家よしながふみさんの作品が原作の映画「Antique〜西洋骨董洋菓子店」では、元ボクサーのパティシエ見習いを演じました。
その後も、多くの映画・ドラマに立て続けに出演し、現在を生きる若者の青春の姿として共感と好評を得ています。
2018年には、ニューヨークタイムズの2018年最高の俳優12人に選ばれたりと順調に芸能活動を送っていました。
かわいらしい笑顔で、人気に火が付いたユ・アインさん。
笑顔だけではなく、優れた演技力で韓国では次世代スターと言われています。
歴代彼女を紹介
ユ・アインさんは結婚してもおかしくない年齢ですが、現在結婚はしていません。
過去には彼女として噂された女性が4人いるようです。
一体どんな女性と交際が噂されたのでしょうか。
パク・ミニョン
まずはじめに彼女として噂された女性は、女優のパク・ミニョンさんです。
パク・ミニョンさんとは2010年に放送された「トキメキ☆成均館スキャンダル」で共演しています。
ドラマ内でも、ユ・アインさんが演じたコロが、パク・ミニョンさん演じるユニに、ひそかに恋心を抱いている役でした。
あまりにお似合いだった2人なので、「本当に付き合ってほしい」と応援するファンが続出しました。
そのファンの願望が次第に熱愛説になります。
しかし、プライベートでの目撃情報はなく、あくまで噂で終わってしまいました。
チョン・ユミ
続いて噂になったのは女優のチョン・ユミさんです。
チョン・ユミさんとは2013年に公開した映画「カンチョリ」で共演しています。
2人は、2007年に公開した映画「よいではないか」でも共演していて、6年ぶりの再会がきっかけで恋人同士に発展したと噂されました。
噂になったあとすぐに否定していますが、お互いのSNSに投稿された画像が恋人同士のように見えたため、また熱愛説が浮上しました。
現在も非常に仲が良いようですが、恋愛関係についてははっきり否定しています。
キム・テヒ
3人目にご紹介するのは日本でも人気のある女優キム・テヒさんです。
西島秀俊さんと共演して話題となったドラマ「僕とスターの99日」にも出演していましたよね。
ユ・アインさんとの出会いは、2014年に放送されたドラマ「チャン・オクチョン」の共演がきっかけのようです。
「チャン・オクチョン」の撮影中のインタビューで、「キム・テヒさんのことを無意識のうちに見つめてしまうんです」と言ったことが熱愛説に発展しました。
しかし、熱愛説はドラマの放送が終了すると消滅したので、ただの噂話だったようですね。
ソン・ヘギョ
最後にご紹介するのはソン・ヘギョさんです。
ユ・アインさんとの熱愛説がでたきっかけは、投稿したSNSです。
2人の距離が近く、カップルのようだと勘違いしたファンが多くいたようです。
ソン・ヘギョさんは5歳年上で、事務所の先輩後輩という仲だそうです。
熱愛説が出た時、「同じ事務所で家族のように仲良く過ごしているためにこのような噂が出た」と全否定しました。
ユ・アインさんは、ソン・ヘギョさんの元夫のソン・ジュンギさんとも共演経験があり、親友であるとして、2人の結婚式には祝辞スピーチをしたそうですよ。
どうやら女優たちとの熱愛説は全て噂で終わってしまったようですね。
ユ・アインのおすすめ出演作を紹介
ユ・アインさんはカメレオン俳優としても有名で、たくさんのドラマや映画で素晴らしい演技で視聴者を魅了していますよね。
それでは、数多くの出演作の中からおすすめの出演作をご紹介します。
トキメキ☆成均館スキャンダル
まずはじめにご紹介する作品は、2010年に放送されたドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」です。
熱愛の噂があったパク・ミニョンさんと共演したドラマでもあります。
幼い頃に父を亡くしたキム・ユニは、母と病気の弟の面倒をみるため、男装して科挙試験の代筆でお金を稼ごうとします。
試験当日、ユニは代筆の依頼人と間違えてイ・ソンジュンに声をかけてしまいます。
ユニは、ソンジュンに摘まみ出されそうになりますが、母と弟のためにも見逃して欲しいと懇願してなんとか大事を逃れます。
ソンジュンはユニの才能に気づき、無理矢理科挙試験を受けさせます。
そして「自分がユニに代理受験を依頼した」と正祖に明かしました。
激怒する正祖によって、ユニとソンジュンは罰として成均館に入学し寄宿舎で暮らす事になります。女であることがバレたら厳罰に処されてしまうため、ユニは男としての生活を始める事を決心するのです。
ユ・アインさんは、素行の悪さから「暴れ馬」の異名を持ち、他の学生から恐れられているコロ役を演じています。
このドラマの原作は韓国で大人気となっている小説であるため、放送前にはコロの役をユ・アインさんが演じることに対して「原作のイメージに合わない」と多くの批判がでていました。
しかし、強面なのに心優しいコロにハマる視聴者が続出し、放送終了後は「コロ病」といわれる、ロス現象が起こりました。
この作品でソン・ジュンギさんと一緒にKBS演技大賞 ベストカップル賞を受賞しています。
六龍が飛ぶ
続いてご紹介するのは2015年に放送された韓国時代劇ドラマ「六龍が飛ぶ」です。
高麗末期の14世紀。辺境の咸州を治める名将イ・ソンゲの息子として生まれたイ・バンウォンは、早く戦に出て父のように強い男になりたいと願っていました。
ところが、王命を受けて上京したイ・ソンゲは悪徳官僚のイ・インギョムに思わぬ弱点を突かれ政界進出を辞退せざるを得なくなります。
バンウォンは父が大悪党の圧力に屈した姿を見て失望してしまうのでした。
そんな中、成均館の官吏チョン・ドジョンは民衆の前でイ・インギョム率いる都堂3人衆の企みを暴き明との戦を阻止しました。
チョン・ドジョンは流刑に処されますが、彼の姿に感銘を受けたバンウォンは成均館に入学します。
6年後、仲間も目標も失っていたバンウォンは、1人の男が都堂3人衆の1人を斬り殺す現場を目撃します。
男の後をつけて洞窟にたどり着き見慣れない地図を見つけ「新たな国を建設する」という前代未聞の志を持つ者がいることを知るのです。
その立案者こそバンウォンが心の師匠と仰ぐチョン・ドジョンでした。
チョン・ドジョンを探し始めたバンウォンは、腐敗した高麗を終わらせるべく武術を極めたタンセ、重税に苦しむ村人を救おうとするプニ、剣士として立身出世を目指すムヒュルと出会います。
彼らはチョン・ドジョンの暗号と運命に導かれ、イ・ソンゲのいる咸州に集結。
やがて都堂3人衆を打倒し新国家を築くという目標に向かうのです。
ユ・アインさんは朝鮮第3代王・太宗ことイ・バンウォンを演じています。
全50話と非常に長いドラマでしたが、主役のイ・バンウォンを見事に演じ切りました。
ユ・アインさんは、演じる前にイ・バンウォンがどんな人物だったのかを勉強し、監督や脚本家の方々とたくさん話し合いを重ねたそうですよ。
「六龍が飛ぶ」でユ・アインさんは、男性最優秀演技賞をはじめ、多くの賞を受賞しています。
声もなく
次にご紹介するのは、2020年の映画「声もなく」です。
ユ・アインさんは、この役を演じるために15キロも増量して挑みました。
貧しさゆえ犯罪組織から闇の仕事を請け負い生計を立てている青年テインと相棒のチャンボク。
身代金目的で誘拐された11歳の少女を預かることになりますが、少女の親から身代金が支払われる気配はありません。
意図せず誘拐犯となってしまったテインと少女の疑似家族のような奇妙な生活が始まるのでした。
ユ・アインさんが演じたテインは口がきけないため表情だけで主人公の気持ちの変化を表現。
韓国にある人身売買、貧困格差という重く暗い題材の映画ですが、見た人を重苦しさだけではなく、温かみを感じることができる作品です。
ユ・アインの病気の状況は?
ユ・アインさんは、2013年に映画「カンチョリ」の撮影中に、肩の筋肉が破裂するケガをしました。
その際治療を受けていましたが、翌年同じ場所をケガし悪化してしまいます。
そしてケガの検査中に骨腫瘍がみつかったのです。
幸いにもユ・アインさんは良性でしたが、徴兵のための身体検査を受けるも「経過観察後に再検査」と診断されています。
5度に渡って再検査を受けましたが、兵役免除判定となってしまいました。
その際、世間では「兵役忌避」などのバッシングが起こってしまいます。ユ・アインさんは再検査の結果によって誤解がうまれ、「兵役逃れ」と思われている事が悔しいとも語っているそうです。
その後、ユ・アインさんは体調を最優先にして休養し、治療に専念しています。
約2ヶ月間の休業期間を得て、2019年に復帰しています。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、ユ・アインさんの彼女と噂された女優と、出演する作品、病気についてご紹介しました。
現在は、病気を克服し俳優業に復帰しているようで、安心しましたよね。
ユ・アインさんは、同世代の俳優の中でも演技力がずば抜けており、ユ・アインさんしか持つことができない世界観が魅力的ですよね。
韓国を代表する俳優といっても、過言ではありません。今後の活動に目が離せませんね。
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